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特技は犬をひっくり返すこと

ひっくり返った犬がすきだ。

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写真のように、おはぎをごろんとひっくり返すのがとにかく好きすぎて、そしてかわいすぎる。むちゃくちゃかわいくないですか?かわいい。

先代犬メルさんは、「ごろん!」と言うと自ら腹を見せる芸を取得していた。おはぎにも教えよう、と思いながら根気強く続けているが、未だできた試しはない。なので「ごろん!」と指示した人間が手動で犬をひっくり返すことになる。

犬が人間に腹を見せるのは信頼の証だと言うが、言われたときにはめったにしないが、おはぎはよく視界の隅っこでひっくり返っている。主に人間が家事に追われていたり慌ただしくしているときで、つまるところおはぎなりの構ってアピールなのだが、どんなに忙しくても吸い寄せられるように近づいておなかに顔を埋めたり、思いっきり撫でてあげてしまうのは仕方がない話だろう。ダイソンの掃除機の吸引力の何億倍も強力なのである。

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アルバムを遡っていたら、毛玉とひっくり返ったおはぎが出てきた。この頃のおはぎは猫のように毛玉が大好きで、転がっている毛玉を追いかけて解いては母に叱られ、解いては叱られ、を繰り返していた。さんざんやりとりをしたあと、母がおはぎ専用の毛玉を作り、与えたところこの様子である。

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目がキラキラしている。かわいい。

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これはそれからすこし先、人間が揃って発狂した光景の様子。まんまるの毛玉をこれだけ解けるんだから逆にすごい。

犬をひっくり返す話から脱線したが、毎日会って一緒に過ごしているのに、毎日新鮮にかわいいから困る。あまりにわたしが「かわいい!」と言うので最近のおはぎは自分の名前が「かわいいおはぎ」だと思っている節がある。ほんとうにかわいい犬である。

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かわいくてひょうきんでおもしろいおはぎ。これからもなるべく長く元気でいてほしい。これを書いているいまも、暇そうに足元でまるくなっている。さて、まんまるになっているおはぎの真ん中にずぼっと手を突っ込む仕事をして、今日は洗濯日和である。

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