Ep.3「人生の転機は13歳と33歳」2022.9.20 Tue.

おはようございます。Ohayo!です。
本日のテーマは「人生の転機は13歳と33歳」です。
この記事は、思春期の子をもつ親やまだまだ思春期は先という子育て世代に読んで頂きたいです。

現在33歳、これまで人生の転機が2回ありました。
一般的に人生の転機とは、どんなものでしょうか。
転居・進学・就職・結婚・出産・死別など、別の環境に身を置くことや状況が一変することが転機となる人が多いかもしれません。
私の1度目の人生の転機は日常の中にありました。13歳、中学生の頃でした。中学に入学し部活や勉強に忙しい日々を過ごしていました。
私は幼少期からとにかく自己肯定感の低い子どもでした。友だちに嫌われているんじゃないか、あんなことを言ってしまった、あんな行動を取ってしまった、どうしようどうしようと周囲の顔色を伺い行動する。些細な出来事に一喜一憂する。兄弟と比べて、友だちと比べて、何も得意なことはない。算数・国語・理科・社会・体育・音楽・図工、どれもいまいち。面白い会話ができるわけでもなく、当然容姿にも自信がない。何も努力もしていない。
そんな混沌とした感情を誰かに聞いてもらう、紙に書き出し思考を整理するなど、対処法が分からず学校や家庭でのストレスが少しずつ蓄積されていたのでしょう。
そんな子でしたが、13歳になり中学生活を送っていたある日。突然、あれ?なんでこんなに毎日しんどい思いをしていたんだろうと思いました。
勉強机に座り、本当にふとした瞬間でした。誰かの言葉や本の影響を受けたわけではありません。あまりに突然の気づきに自分でも不思議な感覚でした。
過去の記憶はしっかりあるけれど、まるで新しい自分になったようなそんな気持ちでした。中学での部活や人間関係など、何が自分を変えたのかは分からなかったのですが、その日以降、明確に「変わった」という感覚がありました。
これが1回目の人生の転機でした。目の前の霧が晴れ、景色がクリアになった瞬間でした。

このような思春期の経験は、皆さんにもありますか。
心身ともに成長していく思春期、子は大人が知らないところで色々な体験をしています。
思春期の子を持つ親は毎日浮かない顔をしている子が心配かもしれません。何か悩みがあるのか、なかなか部活や学校のことを話してくれない。
それはただ親に話したくないという理由ではなく、そもそも自身の感情や思考を整理し言葉にすることが難しいのかもしれません。
そして言葉ではなく行動で、つまり家庭内で怒ったり、ふさぎこんだり様々な行動を取っている可能性もあります。
思春期の子との付き合い方に悩まれている方には、長い暗いトンネルも何のきっかけか分からず、スッと抜けることもあると伝えたいです。トンネルの長さが分からないのが一番つらいところですが。

また、わが子の思春期はまだ先という方に共有しておきたいこと、それは将来の思春期を乗り越えられるかは、乳児期や幼少期からの親子の信頼関係の構築が重要だということです。
子は言葉を話す前に、実に驚くほど多くのことを理解しているといいます。頭では分かっているけれど、言葉にできない、伝わらない、だから泣きます。親子の信頼関係の構築には、子が受け入れてもらえたと感じることが重要です。ありのままの姿を受け入れてあげましょう。ただし、どんなわがままも全て受け入れては今度は親がつぶれてしまうので注意が必要です。
そんな時は周囲と共有しましょう、近所付き合いがなければ今ではインターネット上でたくさん仲間が見つかります。育児書も沢山あります。
何か解決の糸口が見つかるきっかけになるかもしれません。

2回目の転機は出産・育児による人生の転機について書きたいと思います。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。         Ohayo!



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