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女の子からお母さんへ(5)|帝王切開で出産!

「女の子からお母さんへ」はシリーズとして公開しており、マガジンとしてまとめています。
前回、更に前の記事は一番下にリンクを貼っています。

なぜ帝王切開?

このシリーズを全部読んでくださった方はわかるかと思いますが、私は2年前に開腹による子宮筋腫核出術をしたため、それ以降の出産は帝王切開になったのです。
今回が最初の出産です。

少し気持ちに余裕を感じていました。
(それが覆されることとなるのですが・・・)
以前手術を経験していることや、産まれてくる日が決まっているためです。

ちなみに予定日より1週間前に帝王切開を行いました。
予定日は第40週なので、第39週に産まれてきました。

出産の流れ

病院ごとに異なると思いますが、今回私がかかっていた病院のことをお話しします。
(ちなみに子宮筋腫の手術と同じ病院で出産しました。)

手術前日に入院し、翌日手術、そこから7日間の入院を経て退院。
手術は腰椎麻酔のみで行われ、硬膜外麻酔もなければ、意識もある状態です。

前日にやっておくことは、必要なものは手元に揃えておくこと。
・・・と思っていましたが、4つの部屋をたらい回しにされてしまったため、荷物をまとめておかないといけませんでした。

毛剃りや麻酔の説明については、子宮筋腫の手術の記事では書いていませんでしたが、前日に行われます。
そして、しばらくお風呂に入れなくなるので念入りにシャワーを浴びます。

いざ!出産!

同じ日に予定帝王切開の方が他に2人もいて、私は午後からの手術でした。
その時が近付いてくると、やっぱり怖い。
一人きりはとても寂しいし、術後も2時間で家族は帰ってしまう。

腰椎麻酔のための麻酔が一番痛みを感じました。
しかし、これがうまくいかず、二度刺すことに・・・。
腰椎麻酔が効いているかどうか、結構判断しにくくて時間がかかりました。

産まれてきたのは麻酔が始まってから30分後ぐらいだったと思います。
産まれてくるまでは意外と早くて、そこから縫合に意外と時間がかかります。
おなかの表面は前回と同じ位置を切りました。
赤ちゃんを出すために前回より傷は長くなっています。
(ちなみに私は横向きに切っています。)
中はどう切ってるかよくわかりません。

縫合中だったと思いますが、私の血圧が急降下して、お医者さんの呼びかけに答えられず、意識が遠のいていく瞬間がありました。
すごく怖かったです。

でも、産まれてきた瞬間はちゃんと意識がありました。
思わず「小さい・・・」って言った記憶があります。
(これから何度この日のことを思い出すでしょう・・・)

産後について

病室へ戻ってくると、まだ麻酔も効いていて全然動くことができませんでしたが、遅ればせながらカンガルーケアのようなことをしてもらいました。
そこからは痛み止めの点滴で耐えていくスタイルでした。
この後、痛み止めは点滴→座薬→飲み薬へと変化します。
(飲み薬はロキソニンですが、授乳中も服用可能だそうです。)

翌日に窓越し面会を控えていたので、何としてでも自分で歩行して、尿の管を外してもらう必要がありました。
前の手術の教訓を生かして、徐々にベッドのリクライニングを起こしていきました。
(腹筋を使って動くことができないので、それをかばって後日体のあちこちが痛みます。)

一人ぼっちの入院生活でしたが、いろいろなことがあって、退屈することはありませんでした。
「予備のへその緒です」と助産師から渡された物体を紛失してしまったけど後日冷蔵庫から発掘されたり、手術前日は食事が残念だったのに出産後からいきなり豪華になって食べきれなかったり、プロのカメラマンが赤ちゃんの写真を撮ってくれたり・・・!
毎日LINEでビデオ通話ができるとはいえ、早くおうちに帰りたいなと思いました。

しかし、赤ちゃんと一緒に退院することはできませんでした。
(後日迎えに行って、今は一緒に生活しています!)
そのことについて、次回書きたいと思います。

ここから、子育てが始まります!
母乳育児についても、また書きたいと思います。

これまでの記事はこちら!


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