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エクセル統計を購入

統計との出会い

「統計」というより「アンケート」の方が馴染みがあって、その2つは別物と思いますが、複数の人に同じ質問をして集計するというのは似ています。
学生の頃から教科書に載っているグラフを見ているので、統計って何?っていう新規性はありません。
アンテナを張り巡らせてないタイプの私の耳にさえ、近年「ビッグデータ」という言葉が入ってくるぐらいなので、大量のデータを処理する手法は当然持っておくべき時代になってきたのかもしれません。
データ処理という観点で、統計データをパソコンで処理していくことは、大学院生になったときに必要に迫られることとなりました。

どのようなソフトで

修士1年目の授業ではエクセル上でアドインを起動して、言われるがままに分析を行っていました。
エクセルの中にも簡単な分析ツールは入っていて、相関係数程度であれば出すことができます。
(それを駆使したのが、私の修士研究です…)
その後、当時の研究室の先生がPythonにハマりだしたので、Pythonで分析を!という風潮がありましたが、プログラミングが苦手な私には到底できそうにはありませんでした。
Pythonが使いこなせたら、データ処理のためにソフトを買う必要はなくなるのか?と思います。
ちなみに「Python」とはプログラミング言語の一種で、データ処理に限らずいろんなことに使うものです。

一般人にもデータ処理ができるソフトはないのか

エクセルに搭載されているアドイン以上の機能を持つソフトはないのかと思っていました。
そんなときに、現在の研究室のパソコンに入っている「エクセル統計」と出会いました。

エクセルの中で動かせることに感動…!
(アナログ人間ですが、エクセルはちょっとぐらいなら使える…!)
もちろんいきなり使いこなせるわけではありませんが、とにかく優しいインターフェイスです。
どうして使いこなせないのか、理由は簡単で、意外な部分にあります。

\統計処理そのものがわかっていない!/

ということで、そちらについては別途勉強が必要です。
もう統計処理について一通りわかっているけど、パソコンはあんまり得意じゃないという人にとっては、便利なアドインソフトだと思います。

ということで、独り身のときのように夜な夜な研究室に通うことはできないので、おうちのパソコンに入れるため、この度ついに購入に踏み切りました。

どのようなデータを処理するか

統計は国の各省庁も行っています。
わかりやすい例では、最近あった国勢調査です。
ただし、集計結果が公表されるだけで、一人ずつのデータは公表されていません。
一人ずつのデータを「個票」「調査票情報」「ローデータ」などと呼び、国のデータを使用するには、目的や立場によって制限があり、一般人や学生の卒業論文程度では使うのは難しいです。それに有料…
(「匿名データ」や「オーダーメイド集計」も有料です。)
基礎自治体が行っている独自の統計調査はローデータが公表されているものもあります。
また、学生であれば研究室の先生に協力いただければ、SSJDAにストックされている統計データを入手することができます。

自分で調査などしたデータを分析する場合は悩む必要はありませんが、データを探してくるところから始めるのは、運に左右される部分が大きいので心が折れることがたくさんあります。
 ・個票データを提供してもらえない
 ・データを入手してみたものの使えなさそう
 ・そもそも探しているような調査は存在しない
個人が特定できてしまってはいけないですが、せっかくの調査を有効活用して、みんなの生活が豊かになればいいのにと思っています。

エクセル統計を購入してみて

購入してまだ1日しか経っていませんが、どのようなソフトかわかっているので、もっと統計の勉強をして使いこなしたいと思います。
今回は、アカデミック版の1年間ライセンスを1台分購入しました。
お値段は14,000円+税です。
(財政状況が苦しいのに「家でできる作業が増えるなら、高くても買ったほうがいいよ!」と言ってくれた家族に感謝です…)
一度購入するとBellCurveのマイページに登録できて、次回からの購入が安くなります。
ちなみに、ダウンロード版でカード決済の場合は、1日後にはURLとシリアルが送られてくるので、すぐに使用することができて助かりました。

同じような悩みでお困りの方は少ないかもしれませんが、参考になればと思います。

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