見出し画像

入社して半年。私は何を学び、どう成長したのか。

今年の4月1日に新卒で株式会社トモノカイに入社して、早くも半年が経ちました。
長かったようで短かったこの6か月間。
まだまだ自分は何もできるようになっていない、と毎日自分の実力不足を痛感している日々です。
しかしよくよく振り返ってみたら、入社した直後の自分よりはマシになっている点が何点かある、ということに気づきました。

今回はそんな私の、入社して半年間で身についた学びや視点、そして今後どんな道を進んでいきたいと思っているのか、についてお伝えしていきたいと思います!

「新卒でベンチャーに入社すると、どんな成長過程を辿るんだろう?」といったことが気になる就活生や、「私も社会人になったばっかり!他の人がどんな仕事をしているのか気になる!」といった方などは、ぜひ読んでみてください!

入社してから半年間の仕事内容

まず、そもそもこの半年間、私がどんな仕事をしていたのかについてお伝えしていきます。

詳細をお伝えすることは控えますが、一言でまとめると「新しいサービスの実験的な立ち上げ」です。
入社直後の4月上旬に、この仕事を行うことが決まってから約半年間、ほぼ一人で、小さい規模ながらにサービスの立ち上げを行ってきました。
具体的には、以下のようなことを行ってきました。

・競合調査
・高校生向け学習管理コンテンツ作成
・テストマーケのための無料モニターの運営
・LP(ランディングページ)の作成
・収支計画の作成
・バナー広告の作成
・オペレーションのフローの検討
・大学生向け指導マニュアルの作成

そして晴れて10月より、サービスをリリースした次第です。
まだまだ未熟なサービスながらも、ちょうど入社して半年間でなんとかサービスをリリースすることができたのは、一つの大きな区切りになったかなと思っています。
しかしやはり、自分の実力不足が大きく影響し、リリースするまでには、様々な壁にぶち当たってきました。
ここからはそんな半年間の仕事の中で、私がぶち当たった壁と、そこからどう成長したかについてお伝えしていきます。

成長①:「誰にどんな価値提供を行うのか」を考える癖がついた

入社当初まず一番最初に叩き込まれたことが、何をするにも「誰にどんな価値提供を行うのか」を常に考える必要がある、ということです。

入社当初の私は、気を抜くとすぐに、なんでもかんでもアイデアベースでものを考えてしまっていました。
サービスの企画の際にも、なんかこういうのあったら面白そうだなー、こういうのインパクトあって面白いんじゃないかなー、程度の浅い考えで企画を進めようとしてしまっていました。

しかし上司・上長から何度も何度も、「ターゲットは誰なのか、彼らはどんな負・ニーズを持っているのか、このサービスを使って彼らをどういう状態に変化させることができるのか、もっと考えろ。」というFBをもらい、徐々に「誰にどんな価値提供をするのか」を考えの中心に置きながら、思考を進める癖がついていくようになりました。

この「誰にどんな価値提供を行うのか」という考えは、サービスの企画をする際に限らず全ての仕事において必要な考えである、と感じています。
入社当初に比べると、今ではどんなことをする時でも、もちろんこのnote記事においても、自分の仕事の先に誰がいるのかをまず意識し、その人に対して自分はどういう価値提供を行うのかを考えながら、仕事を進められるようになった、と感じています。

ただ、その視点を持つことが出来たからといって全てが順調に行くわけではありませんでした。「誰にどんな価値提供を行うのか」という視点をそれとなく持つようになったところで、ほどなくしてすぐに次の壁がやってきます。
「抽象的な考えを、どう具体的にサービスに落とし込むのか」という壁です。

成長②:抽象を具体に落とす過程を、少しイメージできるようになった

5・6月頃の私は、企画の細部を詰めるにあたって全ての考えが浅く、高校生向け学習管理コンテンツの作成をする中で「課題発見」「分析」「計画作成」「管理」「サポート」といった抽象的な言葉をたくさん使ってみるものの、それらはいったいどうやったら実現できるのか、全然具体的に思い描けていない状態でした。

「大学生と高校生は実際に面談の中でどんな会話をするの?」「面談で使う『学習管理シート』とやらの中身はどうなってるの?」など、サービスの細部について上長に問われても、「うーーん......。なんとなくこういうのをイメージしています......。」といった答えになっていないうめき声みたいなものを返し続けているような日々が続いていました。

そこから数か月。
・ひとまず学習管理のコンテンツを作成し、
・テストマーケのための無料モニターを実施し、
・実際の大学生と高校生のやり取りを見させていただき、
・出てきた不備を一つずつ潰していき、
・正式リリースに向けて大学生向けの指導マニュアルを1から作り上げ、
ようやく今では、大学生・高校生が発する言葉の一言一句が頭に浮かぶレベルまで具体的にサービスの内容・流れを想像できるようになりました。

またサービスの中身だけではなく、申し込みをしていただくまでにご家庭様に見ていただくランディングページや、申し込みをしていただいた後のオペレーションについても一つずつ設計を経験することで、サービスを企画倒れに終わらせず、サービスとして成り立たせるまでに、どれだけ土台を固める必要があるのかについても、少しイメージができるようになりました。

小さい規模ながら、0から何かを組み立てる経験を積んだことで、今持っているこの抽象的な考えを具体的に落とし込むには、どんな道のりを歩む必要があるのかについて、入社当初に比べると少しはイメージがつくようになったかなと感じています。

また、同時期に別の壁にもぶち当たっていました。
「これまで作ったことがなかったようなものを、時間が限られている中で効率的に作り上げていかなければいけない」という壁です。

成長③:「守破離」の姿勢が染みついた

サービスリリースまでの過程において私は、ランディングページのデザインやバナー画像、ご家庭様に送るメールの文章など、これまで自分が作ったことがなかったようなものを、限られた時間の中で効率よく作成する必要に迫られていました。

全てが初めてのことづくしで、どう作ればいいのかよくわからない。しかし時間は限られており、なるべく時間をかけすぎずに作り上げないといけない。
そんな状況の中で私が強く意識するようになったのが「守破離」の考え方です。

入社当初の私は、ご家庭様に送るメールの文章を0から作ろうとして、約1日の時間を使ってしまうような効率の悪すぎる人間でした。そんな調子ではいくらあっても時間が足りないと痛感し、全くの0から生み出そうとせず、まず型を真似ることから始めることを徹底して意識するようにしました。

note記事を1本執筆する際にも、毎回まずはお手本となるnote記事を見つけるところから始めるようにしています。
そのやり方を徹底することで、入社当初と比べると、時間をかけすぎることなく、様々な新しいものを作ることができるようになっていきました。

私が守破離を意識したのは「効率的に仕事をする必要があった」という流れからでしたが、そうでなくとも守破離は、ものごとを学ぶ時の基本的な姿勢としてとても大切な考え方です。

型を会得した人間がするのを「型破り」。そうでなければ、ただの「形無し」。
自分流でやろうとせず、とにかく型を真似る。今の私はまずその姿勢で愚直に仕事に取り組むべき段階にあると考えています。

今後の道のりについて

以上3点、私が入社当初よりは少し成長できたと思える点について、お伝えしました。
最後に、私が今後行っていこうと思っている仕事、及び直近で身につけたいと思っている力についてお伝えします。

今後行っていこうと思っていることは、サービスの認知度を上げるため、Webマーケティングの分野を開拓していくことです。
サービスを作り上げたら、次は認知度を上げる段階に入ります。
商品購入のプロセスはまず認知から。
Webマーケティングって奥が深そうな分野だな、と今から戦慄していますが、少しずつ理解を深めて前に進んでいけたらなと思っています。

また、直近で今私が身に着けたいと思っている力は「全体像を捉える力」及び「自分自身を管理する力」です。
認知度の拡大、ご家庭様の対応、サービスの内容磨き上げ、と自分の中で考えるべき点が多くなっていますが、それぞれ頭を切り替えながら、かつ繋がりも意識しながら、全体像を捉え、進んでいきたいと思っています。

また、時間の使い方、行う仕事の優先順位のつけ方など、仕事を行うにおいて基本的な部分についてもまだまだ右往左往している状態なので、自分を客観的に管理する目線を持つことで、それらを新卒1年目のうちに確立させていきたいと思っています。

この半年間は、昨日できなかったことが今日は少しできるようになったり、その逆で昨日はできていたのに今日は少し気が抜けて意識できていなかったりと、まるで螺旋階段のようにぐるぐる回りながら、しかし少しずつは上に上がってきた、そんな半年間だったと感じています。
まだまだ未熟な私ですが、これからも一歩一歩この螺旋階段をのぼっていき成長していきたい、そんなふうに思っています。

以上、おおはしの半年振り返り記事でした!

===========
今後、定期的に更新していきますので、ぜひこちらのアカウントと、トモノカイ公式アカウントをフォローいただけると嬉しいです。
この記事へのスキもお待ちしています!
また、トモノカイでは新しい仲間を募集しています。少しでも興味をもってくださった方は、ぜひ下記よりエントリーください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?