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準備を怠る者、ミーティングをするべからず

どうも、「ご挨拶アポ」という言葉が死ぬほど嫌いなオオハシです。目的のないミーティングは恐怖です。

さぁ今回は記念すべき人材紹介コンサルタントの成功法則の1本目の記事でございます。

テーマはこちら、

クライアントミーティングに行く前に準備すべきもの

今回はクライアントミーティングまでに何を準備し、本番(当日)で何を聞くのか、について書いていきます。

オオハシは準備を非常に大切にしているので、ほぼ準備無しで「う~っす」みたいなノリで打ち合わせに行く輩は片っ端から蹴り飛ばしたくなります。(人様の時間をなんや思っとるんじゃワレェェェェ~!!!!と心の声を殺しながら同席することもしばしば、、、)

、、、ということで。笑

さぁ、準備の話ですね。
準備の目的は何か?

自分と相手の時間を使って、何も生み出せないなんて、
「無駄オブ無駄」だからです。
時間を無駄にしないために、準備を怠ってはならないのです!

そして、準備とは、さ~っとアポ前の電車の中で社長の名前調べて、サービス内容確認して~~~OK。などどいうものではありません!
(信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、このレベルの人たちは本当に多いです。日々多くの打ち合わせに出席するので、「時間を頂く」という感覚が薄れ、本当に浅い準備で形だけ「アポをこなす」人が本当に多いのが現状です、、、)

ここでの「準備」は、事前に調べられるものは全て調べ上げ、企業の採用課題に対する仮説を立て、それに対する提案を準備していくことを指します。

まず、事前に調べられるものは全て調べ上げ、というのは、言葉の通り、ネットや自社データベースなどに載っている情報を全てを調べることを指します。

ただ、企業によってオンライン上に公開されている情報量については差があるので、わからない部分が多いときには事前に人事の方に5~10分電話の時間を頂いて、「今度の打ち合わせの準備のためのヒアリングを簡単にさせてください」と時間をもらい、情報をもらいます。(例えば採用緊急度や、組織図の構成など)

新人A「え?打ち合わせの前に人事と話すの?当日聞くことなくなるんじゃ、、、?」

オオハシ「アホんだらァァ!聞くことなくなることなんてあるかぁぁ!あんたはそこの社長か?社長でも社内のこと把握できてないこともあるのに、1時間もらってるだけの素人が知らないことなんざ死ぬほどあるやろぉぉぉぉお!!!当日『打ち合わせをする』ことを目的とするからそんな心配が出るんや。あんたのミッションはその先の『採用』。話すことがなくなることなんて、ないっ!その企業について、知れば知るほど質問が湧いてくるから、安心してついてきなさい!」

という茶番は置いておいて。
まず、調べる情報の中でも特に重要なのが、

組織図!!!何がなんでも組織図!!!

そして採用ポジションの方に想定されている人達の横並びのメンバーそしてレポートラインを調べ上げておきましょう。

これを事前に押さえておくだけて当日の話の密度がぐっと濃くなります。
(どう組織図の話をするかについては本番編で書きます。)

もちろん組織図以外も事前に調べるべきものは沢山あります。

大体調べるポイントは以下

組織の情報(組織図、創業メンバー、経営メンバー、社員のSNS)
お金の情報(IR、資金調達ニュース、業務提携情報など)
採用情報(今、誰を採用したいのか)
企業ブログ(企業が発信する企業カラーやカルチャー)
業界カオスマップなどの競合情報(競合優位性を探す)
プロダクトそのものを触ってみる(見れない場合は当日見せてもらうなど)
など

このあたりをキチンと調べておくと、その企業が何でお金を作っていて何に投資しているのか、何を目指していて、今何がボトルネックになっているのか(スタートアップでは、人材不足がボトルネックになっていることが多い)がわかってきます。そしてどんな人を求めているのかも。

ここで考えてください、なぜあなたと話をする時間を取ってくれたのか?

今や人材紹介エージェントは腐るほどあります。本当に多い。そしてどんな企業も多くの人材紹介会社と既に契約をしています。

ではなぜか?それでも採用できていないからではないか?

そこまで考え、なぜあなたが必要なのか、どうすればそれを解決できるかの仮説まで準備していきましょう。

例えば、採用の要件が高すぎるのではないか?でもその背景は現場が今教育コストをかけられる状況ではないから?じゃあどうする?要件を下げることができないなら、ハイレベルな人が惹かれるような魅力を準備する必要があるのではないか?そういえば、採用ブログでちらっと載っていた、あの話、もっと押し出せばきっとこのターゲット層に刺さるはず、それを求人内容にしっかり盛り込めばいいのでは???、、、、などなど

当日、仮説に基づいた提案をしに行ける状態まで、その会社のことを知っておく。

もちろん、この仮説の精度はジュニアであればあるほど粗いです。でもそれでいい。しっかり考えることが重要。アウトプット(仮説+提案)こそが最強のインプットです。

ちなみに、オオハシはクライアントと話をする前に1社1~2時間ほど事前リサーチの時間を確保し、Wordファイル2ページ分くらいに、リサーチ内容をまとめ、仮説を立て、質問事項を整理しておくようにしています。この資料は当日クライアントにそのまま見せることもあります。それを使って話をすると、自分の現状理解の共有もできるので、「(あ、オオハシさんはここまでウチの会社を理解しているんだな、じゃあここの情報を追加でお話しようか)」など、相手から引き出せる情報もぐっと深くなります。

さぁ、ここまでの情報収集および仮説・提案の準備をし、いざ、本番。

本番も本番で書くことが多くなりそうなので、
次のノートに書くことにします~(本番編につづく)

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