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昔を思い出してジャニーズ問題についてまとめてみる 番外編『最悪の選択肢を選んでタレント道連れ』


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◇ 昔を思い出してジャニーズ問題についてまとめてみる
第1回 
https://note.com/oharan/n/n665bb0d546ea
第2回 
https://note.com/oharan/n/n76427d7a500a
第3回 
https://note.com/oharan/n/nf6e35d48c960
番外編 
https://note.com/oharan/n/nf7eb996e3844



のんびり書いてたら現実に追いつけなくなった!

過去3回に分けてジャニーズ問題について解説したが、「まだまだ書いてない事があるなあ、でもこれ以上はかなりセンシティブな話になるし書き方が難しいなあ……」なんてのんびりやっていたら、現実がすごいスピードで走り出してしまい。

という訳で、今回は急遽番外編という形で、ジャニーズ事務所がどれだけ致命的な下手を打ったかについて述べる。

結論から言うと、ジャニーズ事務所の悪手とは創業者一族のジュリー景子が株を抱え持ったまま権力者として残り、あまりにジャニー&メリー時代の色が強すぎる東山を社長に据えるという人事だ。

これによって、ジャニーズ事務所は世間が納得するような改善をするつもりがサラサラなく、むしろ時間稼ぎをしたいだけだと宣言したも同然になってしまったのである。

この悪手の影響は早々に出た。

大企業のジャニタレ離れ

ジャニーズ事務所が打った最悪の手により、これまでどう動くか注目が集まっていた大企業が一斉に答えを出した。

アサヒやキリンといったナショナルクライアントが、ジャニタレとの契約を切り始めたのである。

これについてイメージを大切にする大企業だから当たり前と見る向きもあるだろうが、TVや広告業界を少しでも知る人間ならば「企業・メディア・広告
の3業界がジャニーズを見捨てた」という意味だと分かるはず。

ジャニーズに改革・改善の意思が見られない以上、ジャニタレを使ったCMなどもはやリスクでしかないのである。

なんせ、こうまで落ち目になるとこの先どれだけのMeTooが巻き起こるか分かったものではない。その度にジャニタレの誰が爆発するかハラハラさせられなければならないのだから、企業からすればそんな地雷に社運を任せる訳にはいかない。

また広告屋にしてもTVなどのメディアにしても、億の金が動く "CM" という生命線に、この先どうなるか分からない危険なタレントを配置するのは自殺行為である。だったらもっと無難な好感度タレントに仕事を任せるに決まっている。

このように、ジャニーズ事務所は社内の権力者の利権を第一に考えたがために、商品(タレント)を道連れに滅びの道を転げ落ちる事になってしまったのだ。

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