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”ど観光地”で普通に美味しいお蕎麦を食べられたの初めてかも……(はつ花 新館/箱根湯本/蕎麦)

我が家は正月に家族3人+女房の両親とで旅行に行くのがお約束になっている。とはいえ幼児連れなので行ける場所が限られ、「まあ温泉があって皆でワイワイご飯が食べられればいいんでしょう?」と選んで行くと、毎回笑えるほどベタかつ「昭和か!」という旅行になってしまう。

だが、例えばハトヤ、例えばホテル三日月……と、昔子供の頃にTVCMで見て憧れた温泉ホテルはどこも幼児連れ旅行には最適なので、お前らもプライドを捨てて試してみるといいぜ!
「安上り、無難、行くのが楽」子供が出来るとこういう要素が最優先になるよねえ……。

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さて、そんな我が家の今年のベタ旅行はどこかと言いますと、ベタ中のベタである箱根である。よりによって箱根小涌園のユネッサンというベタベタっぷりである。

今回は電車とバスでの移動だったので、山奥に行く前に湯本駅の辺りでご飯を食べようということになったのだが、箱根湯本といえばコテコテの観光地であり、申し訳ないがこんな場所に良心的な美味しいご飯が食べられるお店があるとは思えない。

事実、湯本駅からメインの通りを歩いてみたが、どこもかしこも超観光地仕様であり、彷徨えば彷徨うほど心が重くなって行く……。

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そんな箱根湯本で「ここはどうかな?」と一縷の望みを賭けたのが、老舗の蕎麦屋「はつ花」さん。ここは駅から少し離れており、そのせいあってか値段は我慢どころで味も良いと中々の評判。

恐る恐る本店を覗いてみたら大行列だったため、新館の方に向かうと、こちらは10分程度で順番が回って来そう。良かった、ここにフラれたら他の選択肢が無くてベソかくとこだった。

程なくして席に通され、まずはメニューチェック。何でもここは自然薯を使ったメニューを推しており、蕎麦にも自然薯を練り込んでいるそうな。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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