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タイムリミット


優しくしたいのにイライラしてしまう
傷つけるつもりないのに傷付けてしまう
わかっているのに自分の正義を押し付けてしまう

第一印象はすごく良くて
距離のある人間関係はうまくできるのに
親密になると関係が長く続けられない人


親密な人に対しての期待値が大きすぎるのかもしれませんね。

そして、自分自身はものすごい頑張り屋さんで
忙しい人ではないでしょうか??
常に何かに挑戦し、
常に何かに没頭して
常に何か頑張り続けていて
終わりのない坂道を駆け上がっているような
時間を過ごしていませんか?


私の感覚だと、
頑張り屋さんって、自分が頑張ってる状態が
普段の状態なので
他人に厳しい気がします。

そして立ち止まらないで外側に目を向けてばかりなので、
自分のこと、内側に目を向けない人が多いです。。
これは心理的に意図的なのかはわからないですけど。。
自分の内側を見ないようにしたいのかな???


でも自分の苛立ちで親密な人が傷ついていることは心のどこかではわかってるはずなんですよね。
受け止められないことは心の奥に抑圧してるだけで。。

そういう人たちが
無力感、燃え尽きる。進めなくなる
暇な時間を作ることでの
底つき体験ってとても大切な気がするんです

はじめの感情こそ、不安から怒りのような
当たり散らしたり自分を責めたりと苦しい時間があるかもしれませんが、

暇な時間というのは嫌でも自分と向き合う時間にもなりますので。。

自分の無力さを実感すると
むくむくと育っていた歪んだ自己愛が小さくなって、
その一種の諦めのような感情までこれたら

自分の過去やしていること、してきたことに
冷静に目を向けることができて
自分の恥の感情と向き合うことができたら、
(すごく大変なことだと思うんですけど。。)


今までイライラしていた親密な人の大切さや
自分へのあたたかみ、
かけがえのない人だという気づきまで
辿り着ける人もいるのではないでしょうか。。

身近な人への気づきと感謝までの道のりは
忙しいうちは目に入らないですから。。

身近な人こそ、
相手に寄り添う自分より、
自分に寄り添う相手を求めてしまいがちですしね。


忙しさで大切なものから目を背けてると
見えないもの。。
少し立ち止まって自分を振り返ったら
苛立ちとは別の感情に気がつくかもしれません。

欲を言えば。。
その『暇』が早いタイミングがいいと思います
だって。。人は歳をとるから。。

元気なうちに自分と向き合い
自分を無条件に愛してくれる人。
できる自分も、できない自分も
まるごとの自分を受け入れてくれる人に気がついた方がいいから。。


歳をとり、1人になり、病気になったりしてから
やっと暇になって振り返っても。。
人間関係、再構築の時間が残ってるかはわかりませんから。。

愛着の問題って、
異変や衝動は思春期の頃から多分感じているんですよね。。
私も自分の記憶を遡ると
苦しさを実感し始める頃って思春期ぐらいだったので。。
それでもなんだかんだ、20代、30代は他のことに目を向けられたり、忙しくすることで
生きづらさを誤魔化していけるんだと思います。

私の場合はごまかせたのは20代まででしたけどね。30代で強制的に向き合う時が来ましたから。。

でも大体人生が落ち着く頃。
結婚したり子どもも少し大きくなったり、
自分の生活の基盤みたいなものができるようになってきて余裕が出てくる30代後半から40代半ばぐらいですかね。。

愛着の問題と向き合って
自分の人生を再構築するタイムリミット。。

多分ですけどそのくらいのような気がするんです。。


それ以上だと、自分にフォーカスして生きるというより
そのまま生きる。の方が楽なのではないでしょうか。。


毒親と呼ばれる人たちがもう変わっていくのも
新しく知ることも、受け入れることも無理なのと同じ。。


もちろん年齢関係なく気づきを経験する人はいると思いますが、ほとんどの人は難しくなるのではないかなぁと思います。


原因はわからないけど
親密な関係が長続きしない。
いつもなぜかイライラしてしまう
なんて人は自分の育ちや愛着の問題。
当たり前だと思っている自分に疑いを持ってみる事をお勧めします。

あなたの人生で数少ないであろう
いいも悪いもまるごと
等身大のあなたを愛する人を自分の手で突き放し
壊してしまわないように。。。。



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