1月 閃輝暗点
新年早々自分を見つめ返す時間ができたので、今日から時々書き記していく。
仕事初めから1週間が過ぎて、いつものように仕事に向かうも閃輝暗点に見舞われる。
初めてこの症状が出たのは4〜5年前だったか、もっと前だったか…
突然視界が眩しくなり、チカチカとして目の前が見えなくなった。20分くらいそんな症状が続き、視界が晴れてくると同時に襲ってくる強い頭痛。
一時期は吐き気と気持ち悪さまで現れて、頭痛と吐き気となると脳血管障害では?と心配になった。
親指一本でなんでもわかる時代、気になった症状を調べてみると「閃輝暗点」というものが自分に当てはまった。眼科か脳神経外科か。ひとまず手っ取り早く近所の眼科を受診する。瞳孔をかっぴらかれ、眼底検査をし、異常がないことから閃輝暗点ですね、という診断だった。
群馬県は車社会なので、瞳孔が開き切った状態での運転は死ぬかと思った。
そんなことを思い出しながら、片道1時間かけて出勤する今日の現場から事故を起こさないように考えながら心にモヤモヤを抱えて帰ってきた。
仕事を早退するのが悪いことのように思えるのはフルタイム勤務の時に植え付けられた悪い癖かもしれない。勿論他人に迷惑をかけることは少なからずあるわけだけど。誰かに迷惑をかけていないのであれば、他人の目を気にして取得する有給も、私用の早退も悪いものではない。
時間や規則に縛られて何のために家に帰るんだろう。
休みの日は家の事をして時間が過ぎる。
遊んでいたら家の中は散らかる一方だし、どこへ出かけるにしても楽しさは無かった。
働くことは嫌じゃ無かったけど、何のために働いてるのかわからなくなった。親の死をきっかけに、生きる目的は何なのかわからなくなった。
同じような毎日がただ続くだけで、モノクロの毎日だった。
パートタイムで働くようになり(もちろん職場も変わった)、自分で仕事を始めるようにもなり、自分の時間がグッと増えたことでモノクロの毎日はカラフルなものへと変わっていった。
人間関係で悩むことも減ったし、家にいる時間が有意義になってきた。
自分で仕事を始めて、焦りもあるしやらなきゃまずいと感じているけど、なかなか客は増えない。悶々としている日が続いていたところだったので、今日の早退は自分の頭の中を整理する時間を設けることができた気がした(まだちょっと頭は痛い)。
・失敗しても死なない
・物事をシンプルに捉える
・誰からも好かれようとしない
・未来を創るために今を見る
・自分だけで抱え込まない
当たり前のことだけど、遠回りしてしまったことに後悔したり、失敗を恐れたり、完璧主義になったり。
頭ではわかっちゃいるけど、正解のない正解を求めてしまう。人の意見に左右されてしまう。
まだまだだな、自分。
そんな事を頭の中で考えながら、痛みと共に帰ってきた。
今日の閃輝暗点は本当に数年ぶりだったけど、この偏頭痛はやっぱり痛え。
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