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おまけ「木澤さんとご飯にいきたい」


ジュラシックチャンネルには「ジュラ飯」というコーナーがある。木澤さんがひたすら吸い込むようにツナ缶やおにぎりを貪るだけなのだが、私はそれが大好きだ。

実は、以前から私は木澤さんをご飯へ執拗に誘っている。生でジュラ飯を見たいのだ。だから場所はどこでもよくて、ただご飯いければいい。奥様とのデートがザ・めしやだった木澤さんに場所のセレクトは期待していない。最高はめっちゃ美味いと評判の会員制の焼肉屋さん(木澤さんが権利を持ってる)にいきたい。美味い飯と木澤さんの食事光景が見られるなんて、夢みたいな話だ。

だが、その度に木澤さんは、

「いや、女の人と二人で食事いったことない」
「忙しくて時間ないからなー」
「うちは奥さんがやきもち焼きなので」
「車に義姉乗せただけで怒られるから」
「どこででも声かけられるから人連れてご飯行けない」

とつれない返事を返してくるのが恒例行事だ。既婚者の鑑のような返事だが、これらは確定でほぼ嘘だ。拒否理由に関して深くつっこんだら「僕、嘘つきなんで」と自分で言っていた。この前など、

「そんなに焼肉食べたいんですか。いいですよじゃあ予約しますよ」
「僕の名前で店予約するから、旦那さんと行ってきたら(笑)(笑)」

と明らかに煽ってきた。
この断られまくり案件、おそらく木澤さんは意地悪が好きなのだ。何を言っても私が食い下がってくるから面白くて、本当は別に飯くらいいいかと思いつつ必要以上に断ってる気がする。

まじで男女的な意図がないの分かってるくせに、毎回フラれたみたいな空気にわざとしてくるのが解せない。木澤さんは最近、わたしの誘いを断る辛辣なセリフを面白がって考えてるフシすらある。

なぜなら、いきなりこんな話を書いたのは「誘いまくってくる話はネタにしないんですか?」と向こうから聞かれたからだ。つまり、「誘われて断る」という一連を楽しんでる可能性がある。

証拠


断っておくが、この話は旦那にも公言していて、「次は成功するとええな」と言われている。理解されがたいかもしれないが、うちの夫婦は法律に反すること以外は「相手のやりたいことをなんであろうと尊重する」というルールがある。既婚者同士で2人で食事にいくのはおかしいという世論があるのは知ってるが、声を大にして言いたい。

私はガチのオタクファンであり、劣情的に木澤さんが好きなわけではない。そして、潔癖的に貞操観念が強い。本当に「飯を食ってる場面が見たい」というシンプルな理由だ。

でも、聞いてほしい。
これを書いて良いと言い出したということは、もしかしたら「やましいことじゃないという公言をすれば、ちょっと考えてやらんでもない」という木澤さんなりの補助なのかもしれない。そうなら是非行きたいです。お願いします。ちゃんと自分で食った分は自分で払うので行かせてください。

まじでおまけなのでスジもオチもなにもないが、いつか「ティラノサウルスの食事迫力すぎ♡肉ぜんぶ取られちゃった♡これで割り勘残酷♡」という匂わせツイートができることを願っている。
次こそはOKされますように。

おわり

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