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すっぽりおさまるラウンジチェア

こんばんは!
本日はHans J Wegner(ハンス J ウェグナー)の
CH25 ラウンジチェアのご紹介

1脚あるだけで空間がとっても映えます。
そして、背も座もペーパーコードですっぽりおさまる。
ペーパーコードはどんどん体に馴染んでくるので
経年変化も楽しみながら使える。最高の椅子です。

当時、戦時中の物資不足により代用されていたペーパーコードを
ここまで大胆に使うのは結構チャレンジャー。
CH25をデザインされたことによりペーパーコードが知れ渡り
家具に利用するデザイナーさんが増えたそうです。

これだけの面積をペーパーコードとなると熟練した職人さんでも10時間程。
長さも400メートル必要とするそうです。
機械で作られている家具が多い中、こういう話を聞くと
より愛着が湧き細かい部分までじっくり観察したくなりますよね。

機械で作られることも決して悪いことではありません。
大量生産できることで価格もさがり
多くの人が家具を気軽に買えるようになりました。
ですが、その一方で簡単に手放したり
捨てたりするようになったのも現状です。

どんな家具であれ、デザイナーさんがいて
製作に携わる人がいて多くの人の議論のもと長い時間をかけて
作られてきたことに変わりはありません。
だからこそ金額に関わらず大切に長く使って欲しいものです。

あれ!お話がずれてしまいました・・・!
CH25は現在もカールハンセン・サンにて販売されています。
座面の傾きが程よく手すりも自然と握ってしまうナチュラルさ。
ゆったりくつろぐスペースにぜひいかがでしょうか?

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