No.124 ウエディングドレスの試着を待ちながら
妹のウエディングドレスの試着待ち。
もうそろそろだろうなぁと思ってはいたものの、なんだかトントンと進んで行って、思っていたよりも早くお嫁に行った2歳年下の妹。(お嫁に行くって、今時使わないか・・・)
こんなに寂しいと思うなんて、前だったら、想像できなかった。
大人になってから、ぐっと距離が近づいた私達。
試着の待ち時間が長くて、その間に書いてみようと思ったんだけど、なんか泣きそうになってしまって、早くもここで一度中断。笑
小さい頃は、いつも私の後をついてきて、今この歳になって、あの頃の妹が本当に可愛かったなぁと思い出す。
幼い頃は、そうやってついてくる妹をかわいがるときもあれば、うっとうしく思っていじわるをしたこともたくさんある。取っ組み合いの喧嘩もした。
運動神経も良くて、勉強もできて、ピアノを弾かせても上手で。何をやっても私よりも上手くやるもんだから、悔しかったのかもしれない。そのことが悲しかったのかもしれない。妹ばっかりって、思っていたのかもしれない。
中学校、高校ぐらいになるとお互いに部活動もしていたし、一時期離れて生活していたこともあって、あんまり一緒にいた記憶がない。
そのまま大学を卒業して、社会人に。私が実家を出るまで、同じ家に住んでいたけれど、時々買い物に行ったかなぐらいで、仲が悪いわけでもないけれど、特に良くもない、みたいな感じ。
それがあるときから、5年前ぐらいかな、ぐっと仲良くなるタイミングがあって。そこから、本当に何でも話せるようになった。
共通の趣味の話はもちろん、私自身の辛いこととか、家族のこととか、生きるということについて、幸せとは?そんな深いところまで。
たまたま3人で実家に泊まる日があって、同じ部屋に寝ることに。(もう1人弟がいる)たわいもない話を朝までしてたっけ。この2人がいれば、私はきっと大丈夫だって思えた。その当時、私は大きな悩みを抱えながら、人生の大きな分かれ道にいながら、その相談をすることはなかったけれど、2人と過ごす時間の中で、そう強く思った。母親に、3人を生んでくれてありがとうと、恥ずかしげもなく手紙を書いたのもこの時。伝えずにはいられなかった。2人が私の家族として、兄弟としていてくれることが、ありがたかった。
パーソナルなことなので、ここからクローズドのスペースにします。
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