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「好き」と「似合う」は違うし、「出来る」と「活躍できる」も違う

私はプリーツスカートが好きだし、
硬めのプリンの写真を見ることがすき。

プリーツスカートのひらひら感は
見ていて惚れ惚れするし、
硬めプリンの趣深さはなんともいえない。

だけど、残念なくらいに
プリーツスカートは似合わないし、
プリンはプッチンプリンが最高だと思ってる。

ーー

思うことと感じること、
何が違って何が違くないんだろう。

距離感が違ければ、印象も変わる。

硬めプリンは、
ファインダー越しであって欲しいし
プリーツスカートは、
インスタの中で輝いていて欲しい。

口に入れるのはプッチンプリンが良くて、
着るものは、動きやすいズボンがいい。

ーー

物それぞれには自分と
適切な距離感があるわけで、
近ければいいわけではない。

芸能人はテレビでみるからいいのであって、
家の前の公園にいてもらっては困る。

身長が高い人がモデルが向いているように、
耳が肥えている人は音楽家が向いているように、
好きなことに順序な人は研究者に向いているように、

人それぞれ、向いている場所がある。
たとえ自分がやりたいと思っていなくても、
意外と向いていて、そこまで努力しなくても
評価されたりする場所がある。

ーー

「なんでこんなことで」と思ったら、
それは才能と呼べるものなのだろう。

私は電車に上手く乗れないし、
時間を逆算することは出来ない。
だけど暗記は得意で、文字や物にイメージをつけて覚えることが出来る。

私が出来ることがみんな出来ると限らないし、
私が出来ないことがみんな出来ない訳でない。

人それぞれ、得意も不得意も違う。
違っていいんだと思う。
だって同じことが出来て、同じことにつまづいていたら誰も助けられないでしょ。

だから、みんな違ってみんないいんだと思う。
by 金子みすゞ 的な

ーー

出来ないことは言って欲しいし、
私も出来ないことは手伝って欲しい。

私は出来ない事に気付いたお陰で、
相手の出来なさを受容する寛容さを手に入れた。

「人より出来ない」って嘆いていたけど、
しっかり得るものは得ていた。

チャンスはピンチの顔をして近づいてくるし、
才能は短所の顔をしている。

見方を変えることが出来れば、
悩んでいる”それも”
奇跡を起こせる宝物かもしれない。

#ASD #看護学生 #エッセイ #日記

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