やらないと_決めたこと_2018

2018年 やらないと決めたこと

 「ごめん。ちょっと英語の勉強休みたい…」

勇気を出して旦那さんにそう伝えたのは今年、2018年の夏頃。

彼は時間を割いて、私に一生懸命英語を教えてくれて、できるようになるって応援してくれたのに、きっと私を軽蔑したり、呆れたりするかもしれない。それが怖くていつまでも「英語の勉強を休憩したい」って言えませんでした。でも彼は、

 「気持ちを教えてくれてありがとう。自分で『今はやらない』って決めたんやな。いつ言うんやろうってずっと待ってたよ。Maiが決めたならそれでええと思うで。」

と言ってくれました。何だか予想外の言葉で、拍子抜け。でも、肩の荷がおりました。彼は私の気持ちを理解してくれて、受け入れてくれてホッとしました。


自分で思う私の英語力は、4歳の子供くらいです。英語が時々ただの「音」にしか聞こえないこともあるし、話すのもゆっくりです。私の旦那さんは、カナダで生まれ育ったみたいな英語を話します。彼の周りには私以外の日本人はいないし、彼の友達や家族とコミュニケーションも難しい…。うまくいかない自分に落ち込む日々でした。

 「頑張らなきゃ!話せるようにならなきゃ!」

この思いだけが私を急かしていました。旦那さん自身は英語を習得するのに、血のにじむような努力をしたから、英語を話せるようになりたいと願う私にも容赦なかったです。彼は優しく、辛抱強く、色々教えてくれましたが私は英語が上達してません。カナダに来て5年、ずっと同じことを思いながらも何も変わっていなかったんです。

 「しんどい。英字見るのも、聞くのも嫌。英語は今はやりたくない!」

今年始めからその気持ちが勝っていて、半年悩んでついに旦那さんに打ち明けたのです。「休憩する」と決めて宣言してからは、羽根が生えたみたいに体が軽くなりました。

「今はやらない」と決めたことで起きた変化

・義務感から解放されて気持ちが楽になった
・他のことに集中できるようになった
・英語を話すプレッシャーが減った
・自分で自分の首を締めなくなった
・「やりたくない」気持ちに向き合えて、認めることができた

私はずっと自分の思い込みの中で生きてました。英語ができない自分は、人として失格。誰も私と友達になってくれない。周りの人の「英語はできないとダメ」みたいな価値観に影響されて、”義務”で英語を学んで苦しかったことにようやく気が付きました。

英語で思うようにコミュニケーションができなくても友達はいるし、旦那さんも私のできない部分を補ってくれてるし、家族のいち員として接してくれる人たちもいる。もちろん、優しい周りの人たちにこれからもずっと甘えるつもりはないです。

英語の勉強は休んでるけど、自分で伝えられることは伝えるし、好きな洋楽を聴いたり、洋画を見たりしています。「すき」なことで英語に触れています。英語が苦手な意識や今までの考え方を離して行くようにしたいです。心のどこかにいつも「英語を話せるようになりたい」気持ちはあります。

 「その小さな炎は燃やし続けたらいいんよ。タイミングが来たら、またMaiは本気で取り組むようになるよ!」

旦那さんのその言葉に救われて、今は「今、やりたいこと」をやってます。そのおかげで本100冊読んで、noteも159日の連続投稿が続けられたと思っています。英語はまた「やりたい!」と思ったら再開します。

やらないことを決める勇気も必要。

そう学んだ1年でもありました。

サポートありがとうございます。