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パンパカパン作り奮闘記!

新しいことを始める時は、自分が強く「〇〇したい」気持ちが大切。それが活力になったり、新しい趣味を見つけたりする一歩なのかもしれない。今回のパン作りで言えば、「惣菜パンが食べたい!」という私の食い意地が強かった。

私は長続きしない、飽き性だと思っていたけど、単に自分の興味のあることをしていなかっただけ。

あと失敗が怖くて、石橋を何回も叩いて結局渡れないタイプ。パンもどうせなら、失敗せずに美味しく食べたい。ここ数ヶ月リサーチを重ねたけど、まずは実際に作ってみないと何も分からない。

結果から言うと、改善の余地ありやけど上出来!作って思ったのは、発酵時間がかかるだけで生地作りは難しくない。

ここからはパンを作るキッカケ、小麦粉の種類に悩まされたこと、完成までの記録。

パンを作るキッカケはあやさんのnoteだった。彼女は美味しそうな料理を作って投稿している。思い出すだけで、お腹がグーグー鳴る。あやさんのnoteからは、料理の楽しさ、食べる喜びが伝わってくる。だからなんかな。自然と、こちらも行動したくなる。

カナダには売っていない惣菜パン。
なければ、作ればいい。

さっそく材料を集める時に、小麦粉に悩まされた。

・日本では小麦粉は「強力粉」や「薄力粉」に分かれている
・カナダでは「Bread Flour(パン用)」や「All-Purpose Flour(多目的)」とある

多分パン用の小麦粉が正しいとは思うけど、量が多い!グーグル先生によると、「All-Purpose Flour」は日本の小麦粉で言えば、中力粉にあたるそう。多目的やと料理にも使えるし、それにした。

次は砂糖。私の旦那さんは甘いものが苦手。生クリーム入りのケーキをふたくち食べて、気分が悪くなるほど。だから我が家では砂糖を置いていない。ズボラな私は、レシピを無視する傾向がある。砂糖なしでも作ることができるけど、味や仕上がりが変わってくるみたい。今回はレシピ通りにしよう。

さらに調べてみると、ハチミツで代用できるとのこと。

はちみつをパン生地に使用すると、風味・発酵への効果が砂糖よりも早く、吸湿性に優れているため、しっとりふっくらしたパンを作ることが出来ます。そして、焼き色がつきやすくなります。
https://yumelon-recipe.com/


ハチミツなら、カナダの家族にもらったのがある。余分なものが一切入っていない、ピュアなハチミツ。

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写真で伝わるか分からないけど、トロットロッ。食べもしないのに、スプーンで何回もすくってハチミツが流れていく様子を眺めていたい。色も自然なゴールド。味は濃厚で、後にまで残るのがちょっと苦手。でもカレー、スイーツ、生姜湯に入れると美味しい。パンにも入れてみよう。

材料が揃った!

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生地作りの参考にしたレシピはコレ。初心者向けに、画像と動画付きでわかりやすく説明してくれていた。


分量を計って、混ぜ合わせるところまでは上手くいった。こねる時は、生地が手にくっつくし、作業台はどうしたらいいのか、バターを入れるタイミングはいつ?

始終「これでいいの?」と思いながら、こねこね。結構、力がいる作業なんやな。

20分くらいこねたんかな。腕も疲れてきたから、発酵させることに。この時の生地は、グレープフルーツくらいの大きさ。

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レシピを見ると、乾燥が大敵らしい。発酵の適温は32度くらい。この日のウィニペグは、気温5度。室温32度もないし、乾燥してる。フライパンにぬるま湯を入れて、生地を入れたボウルを浸すことにした。

ちゃんと発酵するのか、ドキドキ。

45分後…

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おお〜!!!メロンほどの大きさになってる。すごい!菌が活動してるんや〜。次はガス抜き(気泡を防ぐため)で生地を潰す。空気が入ってぷくぷくした手触りだった。ガスがプシューと抜けていくのが気持ちいい。

また丸めて、生地が乾燥しないように濡れ布巾を被せて寝かせる。それが終わったら成形して寝かせて、焼く。成形する時はねんど遊びしているみたいで楽しい。ピザパン風と丸パンにした。

焼くのは大体、15分くらい。オーブンからは幸せの香りが漂ってくる。それでも焦げないか、温度は大丈夫かと不安だった。

できた〜!(🤤じゅるり)

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ほんのり温かいくらいで食べてみた。チーズがカリッと焼けていてサクサク。生地はもっちり。全部、ピザパンにすれば良かったと後悔。丸パンもバターをつけて食べると美味しかった。でも、もう少しふわふわした食感にしたかった。

その翌日、ウィンナーロールパンとエッグオニオンパンも作った。

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ウィンナーの方は旦那さんのリクエスト。エッグオニオンは閃きで作った。ゆで卵と、余っていた玉ねぎをマヨと塩こしょうで和えた。あとは生地にのせて焼くだけ。

美味しい!生地の味調整やこねるのを頑張ったら、もっと良い仕上がりになりそう。旦那さんが喜んでくれて嬉しかった。毎日作ってと言われたけど、さすがにそれはしんどいから却下。

挑戦してみると、気後れしていた時間が勿体なかったと思う。やり始めたら、やるしかない。2回目になると手慣れてきて、要領もつかめてきた。今後はレパートリーを増やして、さらに自分好みのパンを作っていこう。

◆参考になったサイト◆


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