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ズボラな私が、布ナプキンを使って分かった嬉しいこと4つ

【⚠注意⚠】
生理に関しての生々しい内容を書いています。血や生理の話題が苦手な人は、このままページを戻って下さい。
※2022年10月、再編集&追記。

使い始める前の私みたいに、「布ナプキンは興味あるけど、洗うのとか色々面倒が多いでしょ?使い心地はどうなの?」と思う人の参考になればいいなと思って書きました。

私は節約魔でも、環境をこよなく愛してるわけでもないです。ただ、自分の生活を丁寧にしたいと考えています。ただ、自己犠牲の上に成り立つような生活をしないようには心がけています。

とりあえず、「試してみないと合う・合わないも分からない。ダメなら紙ナプキンでいいや。」くらいの気持ちで購入した結果、もっと早く使っておけば良かったです。布ナプキンを使って分かった、嬉しいことを下記にまとめました(主観で個人的な感想です)。

※4,000字近く書いています。興味と時間がある方は、続きを読んで下さると嬉しいです。

布ナプキンを使うキッカケ

布ナプキンの存在は7年前くらいに初めて知りましたが、詳しく調べもせずに「洗うのが面倒くさそう」と決めつけていました。

去年あたりから旦那さんがゴミ食う生活を始めて、本当はまだ使えるものや、食べられるものを私たちは捨てていると気がついたんです。勿体ない…。実際に布ナプキンを使っている人の話も聞いて、初めて詳しく調べてみようと思ったのがキッカケ。

調べてビックリしたこと

■ 5年間で最大3万5,000円分節約できるそう
■ 北米では年間200億個もの生理用品が捨てられているみたい。平均的な女性は生涯のうち17000個も捨てるそう
■ 特別な洗剤は必要ない
■ 洗うのも、思ってたより面倒じゃなさそう(ズボラな私でも出来そう!)
■ 丁寧に扱うと、3年以上使える!

こんなにゴミが出るの?もしこれを節約できたら、もっと本や食べ物にあてられるぞ。

洗うのも最初は体力がいるし、特別な洗剤も用意しないとダメだと思ってました。でも重曹でキレイに落ちるらしい。それなら我が家に常備している。気になるニオイを消したい場合は、アロマオイルを垂らす…か。それも我が家にある。ひとつハードルが下がりました。

よく考えてみると…経血も、おしっこや💩と同じでトイレに流せるもの。それを紙ナプキンが吸収してゴミになる。布ナプキンにすれば、水と一緒に流れる。手が荒れるキツイ洗剤を使わないし、血を洗い流す時だけ水を多めに使っちゃいそう。でもそこは私が気をつければ済みそう。経済的にも環境にも優しいと思いました。

布ナプキンの説明やメリット・デメリットはどのサイト見ても書かれてるため、このnoteでは省きます。以下に参考サイトを貼っておきます。


私の生理の状態

■ 経血の量は普通。誰かと比べたことは無いですが、経血がズボンやシーツに染みることはほとんど無い
■ 生理の長さは大体7日
■ 生理痛はほとんど無い。PMSの方がしんどい


布ナプキンを購入

カナダのAmazonで布ナプキンを購入しました。

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左から:布ナプキンを入れるポーチ、夜用、普通の日用、少ない日用のナプキン

「Amazonのオススメ」にもなっていて、レビューも良いです。柄もいくつか種類があってどれも可愛いから悩みました。おりもの用、生理用、生理の夜用のセット売りだったのが購入の決め手になりました。

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$30ドルくらいでセットが買えて、今のところはこのセットで回っています。付属のポーチは、お出かけ時に汚れた布ナプキンを入れるもの。コンパクトに畳むとエコバッグのケースみたい。布ナプキンを干しても、パッと見はハンカチを干しているみたいに見えます。

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紙のナプキンやおりものシートに比べると、布は大きくて長いです。ごわついたり、違和感があったりするのか心配になりました。

Amazonレビューでは「もっと早く布ナプキンにしとけば良かった」、「もう紙ナプキンには戻れない」、「生理で不快感がある人は試して欲しい」とあります。さて、使い心地はどんなもんでしょう。


使ってみて分かった嬉しいこと4つ

1.生理の不快感が減った

これが一番嬉しいことです!紙ナプキンのごわごわ感、不快なニオイ、ムレが原因のかゆみが無くなったんです。

サイズが大きく感じた布ナプキンですが、つけているのを忘れるくらい快適。綿素材だからごわつき感がなくて、ふわふわと柔らかいです。ちょっと分厚目のパンツを履いているみたいでした。それでも慣れるまでは”何かがある”感じはします。

紙ナプキンのように粘着シートがないので、布がズレて漏れの心配もありましたが大丈夫でした。綿のショーツとの相性が良いです。

肌に優しいのが嬉しい。私は敏感肌の乾燥肌なので、おりものシートや紙ナプキンのムレでかゆかったこともありますが、それが無くなりました。でも布ナプキンは少し分厚く、面積が広いので、夏は暑いかもしれません。

不快なニオイも減るとネットで見て半信半疑でしたが、その通りでした。

生理独特のニオイはありますが、紙ナプキンに比べると不快なニオイが減りました。布ナプキンを洗っていると分かるのだけど、「血」本来の鉄のニオイがします。あの不快なニオイは紙ナプキンのムレが原因だったみたいです。

「生理=汚い」っていう印象が薄れたのが嬉しいです。自分の血がついたものを洗うことに抵抗もあったけど、意外に何とも思わないです。洗って布がきれいになるのを見て、自分の体の中もキレイになっているような感覚に。

2.洗うのはそんなに面倒ではない

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お掃除セット。使っていないゴミ箱をバケツ代わりに。重曹とアロマオイル。

私みたいなズボラには、布ナプキンを洗うのも続かないと思っていました。でも掃除好きなので、洗うのは面倒じゃないです。多分、毎日洗うとなると嫌かもしれないです。

日本語のサイトでは、洗う時に「セスキ炭酸ソーダ」を使う良いと書かれていますが、「重曹」でもOKでした。

経血を洗い流した後、つけ置きする時にバケツと布ナプキンの汚れが気になるところにササッと重曹を振って、浸けておきます。最初の段階で経血を落とせば、後はつけ置きの布たちを軽くすすいで絞って干すだけなので楽でした。

旦那さんが生理に理解があるため、血をきれいに落とした布ナプキンをつけおきするのも抵抗がないです。気になる人は蓋付きバケツに入れてつけ置きするらしいです。

最初はしっかり洗って乾かしても、鉄のようなニオイが残るのが嫌でした。どうやらつけ置きする際に、柑橘系やミントのアロマオイルを2、3滴垂らしておくと良いらしいです。試してみると、乾いた後も爽やかな香りが残っていました!

最近は重曹をしっかり入れて、つけ置きする時間を短くしたら、嫌なニオイも取れることが分かったので、アロマオイルは使っていません。

カナダは外で洗濯物を干せません。なので、部屋の中で一番日当たりのいい場所で干しています。空気が乾燥してるから乾くのも早いです。

詳しい洗い方、洗う際の疑問点に丁寧に答えてくれるサイトリンクを貼っておきますね。私は布ナプキン購入前に、この記事を読んで参考になりました。

3.ゴミが減る

生理のときは、1日か2日でトイレの小さいゴミ箱がパンパンになるんです。あれを頻繁に変えるのも面倒で、それだけのゴミが出ているのも最近気になりました。でも布ナプキンにして、生理1週間にうちゴミを変えたのはたった1回!

4.節約になる

カナダの紙ナプキンは、値段が高い気がするんです。48枚入り10ドルくらい。2ドルオフくらいの安い時を狙って買いますが、いつも使っている商品が安いとは限らないんです。

おりものシートも手放せなかったため、それも結構な出費でした。120枚入り7ドルで、1ヶ月に1箱買っています。毎月、だいたい14ドルは生理用品にお金を使っています。ハードカバーの小説1冊買えます。出かけるときは布ナプキンを洗える環境がないと思うので、紙ナプキンと併用して使うつもりです。


私の感覚でのデメリット

■ たまに洗うのが面倒
■ 出かけて汚れた布ナプキンを持ち歩くのは嫌

と思うくらいです。上にも書きましたが、紙ナプキンと併用して、その都度自分の気分や状況に応じて使い分けたらいいかなと思います。それよりも、生理の不快感やゴミが減るのが嬉しい、が勝っています。

忙しい人、ズボラさん、紙ナプキンで充分な人はそれで全然アリだと思います。無理してやりたくないことしても、生理がもっとしんどくなるだけです。でももし興味がある人、紙でも布でもどっちでも良い人には、ぜひ布ナプキンを試してほしいです。

サポートありがとうございます。