Viki-王搏兎(ヴィッキー・オウハクト)

相棒=兎のぬいぐるみ。大人のADHDの自分が経験した「不思議」や「ADHD」のことを綴…

Viki-王搏兎(ヴィッキー・オウハクト)

相棒=兎のぬいぐるみ。大人のADHDの自分が経験した「不思議」や「ADHD」のことを綴ったエッセイ。ドーパミンが不足している為、話の内容がポンポンづれますが、いつか点を線に繋げて「何か」を伝えられたらと思います。

最近の記事

ADHDの独り言④

生きることが辛すぎた。 つまづいてばかりの人生。 どうして私なんかが生まれちゃって 自分じゃない人が死んでいくのだろう? いつも孤独で とても寂しかった。 家族が泣いていた。 私も泣いていた。 学校では怒られてばかり。 勉強についていけなかった。 苦しかった。 社会ではいつも「逸れ者」 「できないね」 「ダメだね」 そう言われ続けてた。 ただ「普通」に生活することが難しくて でも、周りはできているように見える。 あれ? なんで? いつも「何か」を探していた。 私って「誰」

    • ADHDの独り言①

      私が発達障害:ADHDの診断を受けたのは 今から10年近く前のことではないだろうか? 今ではよく耳にする「大人の発達障害」 でも、今から7年前はテレビで少しづつ話題に取り上げられる程度で 大人の発達障害を診断してくれる専門医は少なく また専門医が少なすぎて、初診の予約を取るのに4年待ちと やたら初診のハードルが高い時代だった。 自分が自分のことを発達障害:ADHDではないか? そう疑うようになったのは、睡眠導入剤を飲みすぎて 病院に運ばれた数日後、実家の部屋でたまたまテレ

      • 千葉神社のアメノミナカヌシ様

        アメノミナカヌシは日本神話に登場する 天地開闢(てんちかいびゃく)の神様です。 生命誕生の神であり、バランスの神であり、悟りの神と言われてます。 ------------------------------------------------------- そんな偉大な神様を祀っている神社とは知らず 千葉神社にたまたま立ち寄ったのは、今から数年前だろうか。 『旅をするぬいぐるみ』という不思議なぬいぐるみをもらったので ぬいぐるみに旅をさせた;スウェーデンのオーナーさんに 日

        • アメノミナカヌシ様に出逢う

          Viki(ヴィッキー)ちゃんは旅するウサギのぬいぐるみです。 スウェーデンから、人の手から人の手へと渡り 遥々海を越え、この日本にやって参りました。 ヴィッキーちゃんを私が受け継いだ時 ヴィッキーちゃんは『私を旅へ連れてって!』 そう英語とスウェーデン語で書いたプレートと 旅の記録を綴る日記を首にぶら下げてました。 ヴィッキーちゃんの出身地は Värmdöという日本ではあまり名前を聞いたことのない小さな街で その小さな街から、ある子供がぬいぐるみに夢を託して 旅をさせたの

          Noteを始めた理由①

          Noteを始めた理由① 今から3年前になりますが、イギリスに瞑想に行きました。 そこで『旅するぬいぐるみ』Vikiちゃんをもらいました。 ぬいぐるみの出身地は、日本から7970キロ離れた北欧の国 スウェーデンの小さな街:Värmdöという聞いたこともない街です。 ぬいぐるみは、世界を人の手から、人の手へと渡り 旅をしているようで すでに、北欧のスウェーデン、ノルウェー、イギリスなどを旅して 私の元へやってきました。 海を越えて遥々北欧から日本へやってきたぬいぐるみが 『

          旅するぬいぐるみ

          『私を旅に連れてって』 旅するぬいぐるみに出逢ったのは今から3年前のこと。 イギリスの小さな街:ヘレフォードに瞑想をしに訪れた時のことだった。 私はイギリスの瞑想センターへ10日間ボランティアをしに訪れた。 その瞑想センターで仲良くなったイギリス人にもらったのが 「Viki-Dor」という名前のついた白いウサギのぬいぐるみだった。 Viki(ヴィッキーちゃん)は… そんなメッセージを綴ったプレートと旅の記録を印す日記を首にぶら下げており、メールアドレスと住所が記載されて