どら焼きは、海を越えて。

反感覚悟で告白します。これまでの私は、餡子に対して特別な感情を抱いたことなど、ありませんでした。

こしあんとつぶあん、どっちが好き？と聞かれても、いや、どっちがどっちなのだか。おやつはよーかんと言われても、ふーん。きらびやかな洋風ケーキと比べると、冴えないスィーツだなぁ、とさえ思っていた。

そんな昔の自分を、殴ってやりたい。

アメリカで生活を始めてからというもの、眠っていた私の餡子愛が、むくむくと育っていったのです。不思議なことに、餡子が食べたくて、食べたくて、止まらないのよこの衝動。餡子って、すてき。かわいい。さいこー！

そんな愛しい餡子がぎゅぎゅっと詰まった小ぶりなどら焼きが、日本から海を越えて、我が家に届きました。

お友達からのバースデープレゼント。

パーソナライズどら焼きなんて、人生初です。なんでしょうか、このかわいらしさ。とんだ立派な箱入り娘たちです。

嬉しい。嬉しすぎる。

お風呂上がりのフルーツタイムを「どら焼きタイム」に変更。さっそく家族みんなでいただきました。

可愛いのに、ものすごくおいしい。
美人なのに性格がいい、みたいな娘たちです。

娘（人間のほう・４歳）は感動のあまり「おいしくて心が飛び出ちゃったよ～」と言っておりました。心臓は、元の位置に戻しておいてくれ。

次の日の朝ごはんも、どら焼きです。

ありがとう！ありがとう！

先日、お誕生日をたくさんお祝いしてもらった喜びを、noteに書き綴ったのですが。まさかまだお祝いが終わっていなかったなんて・・・💛