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【アメリカ・ユタ州の旅②】〜思い立ったら摩訶不思議、ブライスキャニオン国立公園。
カリフォルニアから北上すること、430マイル(690キロ)。ネバダ州、アリゾナ州を通過し、ユタ州に広がる巨大岩のワンダーランド、ザイオン国立公園に家族で訪れました。
移動日の翌日は、キッズ二人を連れてトレイルを2本!(そのドタバタ劇場の様子はこちらから↓)
さらに次の日もザイオンでのトレイルを予定していたのですが・・・。
行こうと思っていた「キャニオンオーバールック」というトレイルが、小さい子供には多少危険かもしれない、ということに今さらながら気付きます。前日の疲れが思った以上に残っているから、途中でグズッたら本当に危ないかも。しかも駐車場が少なくて、ハイシーズンは駐車できない可能性も。
「落ちたら大事故」という言葉が心に引っかかって、なんとなく胸騒ぎがして、嗚呼こういうときって無理しないほうがいいよな・・・ということで、当日の朝に急きょ予定を変更!
ザイオン国立公園から、さらに北上すること85マイル(137キロ)。ユタ州が誇るもう一つの国立公園、ブライスキャニオンに行ってみることにしました。
ブライスさんの存在は知っていたものの、行く予定がなかったのでノープラン!ノー知識!ノー準備!という、国立公園に対してあまりに失礼な挑み方だったのですが・・・
ブライスキャニオン、行ってよかった!
心からそう思ったので、もう一度言います。
ブライスキャニオン、本当に行ってよかったー!
国立公園の中心エリアは、シャトルバスでの移動が基本です(これも知らなかった)。
聞けば「サンセット・ポイント」が一番有名だというので、そのバス停で降りて、道が続いているほうに歩いて(約1名走って)行くと・・・
バババーン!
なんでしょうか、これは。
一見普通の森の中に、こんな謎の景色が隠れていたなんて!
後で調べたところ、大昔は海底だったそうです。氷や風の浸食によって、このような不思議な形状になったとか。フードゥー(尖塔)とフィン(一枚岩)が織り成す、ファンタジーランドです。
下から上を見上げるザイオンとは逆に、上から下を見下ろすブライスキャニオン。柵がない箇所も多く、娘(4歳)と息子(2歳)は「早く帰りたい」と怖がっていました。
下のほうに降りていくトレイルもあったのですが、時間の都合で断念!
サンセット・ポイントの周辺をぐるりと大きく周回し、レストランの脇で持参したおにぎりとバナナを食べて、次の目的地であるラスベガスに向けて、慌ただしく出発しました。
[おまけ]
今回の家族旅行で訪れたのは、ユタ州のザイオン国立公園と、ブライスキャニオン国立公園。車とバスに乗っている時間以外は、基本的に山道を歩いていたのですが、なななんと、4歳の娘がほぼ自分の脚で歩き切っていました!
ちょっと前までは「抱っこ、抱っこ」だったのに。
彼女の自立と、成長を感じました。
一方、2歳の息子はまだまだ抱っこが多かったです。これは、まぁ、まだ2歳ですからね。しゃーない!半分は自分の脚で歩いていたので、よく頑張ったと思います。交代で抱っこした夫も私も、よく頑張りました。
息子を担いで歩いて、良かったこともありました。それは、すれ違う人にたくさん話しかけられたこと!その内容は人それぞれで面白かったので、いくつかご紹介します。
「すごい!スーパーママ!」
"Wow! Super Mama!"
「貴重な荷物ですね」
”Precious cargo"
「あともうちょっとよ!頑張って!」
"You're almost there! You'll make it!"
「最高のトレーニングね!」
”Hey, nice workout!"
「私も誰かに運んでほしいわ、あはは」
"I want someone to carry me too! Hahaha"
すれ違いざまなので、どのフレーズも短くてわかりやすく、ウィットに富んでいます。もし海外で、抱っこトレイルに挑んでいる人がいたら、このどれかのフレーズを使ってみると楽しいかもしれませんね!
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