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その子の個性を大切にしたい、けど。

その道のスゴイ人を見ていると、なんて個性的なんだろう!と感動します。忌野清志郎とか、井上陽水とか、奥田民生とか、なんてワン&オンリー!なんて際立っていることか!

自分の子供も、その子らしさを大切にして、その子らしく育てたい。

ココロからそう思っているのですが、ついつい「○○しなさい」「○○はやめて」とその子らしさに口出ししてしまう。

酷いときは「○○するのヘンだよ、みんなどう思うかな?」なんて、他人と比べて批判してしまうことだって、ある。(やってはいけない子供への促しナンバーワン、ですね)

時間に余裕がなかったり、ココロに余裕がなかったりすると、つい、子供の個性をないがしろにしてしまう自分がいます。我が子をギュッと型に押し込めた日は、夜にひっそり「可哀想なことをしたなぁ」と反省です。

そんな私を慰めてくれるのが、ミッツ・マングローブさんの言葉たち。(正しくは、ミッツさんのお母さんの言葉ですけど。)ミッツさんが、インタビューでこのように話していました。

「個性を尊重なんて、一切されてきませんでしたよ。そもそも大人が手塩にかけて尊重しなきゃ育たない個性なんて個性ではないと、母親はよく言っていました。親がやめなさいと言っても本人が続けるものや、放っておいてもにじみ出てしまうものこそが本当の個性。むしろ、親は務めとして、子どもが社会のレールから外れないように、ある程度は抑えてあげなきゃいけないものだと思います」

親が子供の個性を大切にしようとしても、その結果できなくても、あるいは全力で個性を抑え込もうと試みても、にじみ出るのが、個性。

いやむしろ、親としては抑えたほうがよいのかしら?

いずれにせよ、育てようと思って育つものでもないんですね、個性って。

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