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資格の学校に行って話を聞いてきたよ

 皆様、ご機嫌よう、お銀です。

 前回の日記で書かせていただいた通り、近所の資格の学校に行って話を聞いてみました。内容は公認会計士試験と税理士試験についてです。正直話を聞いて逆にどうしたらいいか分からなくなっているので自身の頭の整理も兼ねて書いていこうと思います。

いつも通り耳かきするときにでもご覧下さい。まずは公認会計士と税理士の違いについて。

①公認会計士と税理士の試験等の違い

こちら資格の学校TACさんで非常にわかりやすい説明があるのでリンクを貼っておきます。詳細を知りたい方は下記URLをクリックしてちょ。(一応言っておくとTACさんとは何の繋がりもありません)

https://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/kaikei_cpa/kaikei_contents_differences_between_Accountants_and_CPAs.html

自分の中で大きいなと思う違いをいくつか述べます。

①試験制度の違い

税理士試験は科目合格するとその合格状態(試験免除)は死ぬまで続くが、会計士試験は短答式試験合格・科目合格してもその状態は2年しか続かない。つまり2年の間に結果を出さないと振り出しに戻るのである。

②受験資格の違い

税理士:大学・短大卒業者で特定の単位履修

    大学3年次以上で一定の単位履修

    日商簿記検定1級合格者

    会計に関する事務2年以上経験者など

会計士:なし

    ※条件がないので高校生〜大学生のうちに公認会計士の資格をとっている人もたくさんいる。すげえ…。(白目)


③資格取得後の登録要件の違い

税理士:実務経験2年だけで、試験合格前後を問わない

会計士:①業務補助2年(監査法人で就業)

    ②実務補習3年(実務補習所に通って単位取得)

    ③終了考査(実務補習所卒業試験で合格期限はない)

④資格取得後の違い

税理士:税理士・行政書士の登録が可能

会計士:公認会計士・税理士・行政書士の登録が可能

公認会計士は税理士・行政書士も兼ねることが可能

(※とはいえ改めてきちんとそれぞれ勉強は必要ですぜ)


自分が感じた合格前後の大きな違いはこんなとこです。

違いを踏まえた上で次に気になるのは学費である。

②学費の違い

公認会計士試験にかける年数は一般的に1.5〜2年なのに対し、

税理士試験にかける年数は3〜5年である。

公認会計士は短距離走で税理士試験は長距離走である。

資格の学校のパンフから、上記年数で資格取得した場合にかかる学費総合金額(試験費用は入れない)は以下の通りである

公認会計士:2年で合格を想定:最大約850,000円

税理士  :5年で合格を想定:最大約760,000円

学費は総合的にみて約100,000円の差。ただしこれは全て一発で合格した場合の金額である。

資金繰りを担当してきた私から言わせれば科目合格の永続性も合わせて考えると税理士試験の方が断然おすすめである。

しかしここで大事なのは何を実現したくて公認会計士もしくは税理士になるのか、である。転職活動を有利に進めるための材料としてだけで考えるのは浅はかだ。

③何を実現したくて資格を取るのか

動機である。前回の記事でもわかる通り今の自分は世間の同年代経理職と比べ「スキル不足」なのではないかと感じている。具体的にいうと、IPO準備から上場まで・上場企業での月次/四半期/年次決算・株主報告・(非上場を含む)連結決算・年次決算時の税計算と申告など経験したことのない事柄はたくさんある。それらを転職してから実務で学ぼうとするのは年齢的にまずいのではないか、と思ったのだ。

また、私が日商簿記2級を取得した時の出題範囲と現在の出題範囲が大きく違っていることが昨日の学校訪問で分かった。今は1級で出題される項目も2級で出題されているというのだ。2級勉強当時に学んだ理論のうち実務に結びつかなかったものはほぼ全て忘れている今、時代の変化という現実も知ってしまった。

まとめると「資格を取ることで再度理論を修得し、理論を踏まえつつ実務に活かすことを実現したい」のである。だがそれではまだ足りない。資格を取得した先にその修得した理論を実務においてどのように活かしたいと考えているのか。まだまだ考える必要がある。

とは言いつつ、どちらの資格勉強を始めるにしても検討している学校のプログラム開始は5月なのでそれより前までには結論を出そうと思う。


てなわけで、まったねー!

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