ビジネスモデルって一体なんだ!?
「あの会社のビジネスモデルはすごい!」「うちのビジネスモデルはイケてない!」など、普段何気なく使う"ビジネスモデル"という言葉。
「うんうん、そうだよね!」と共感しながらも、心の中では「つまり、どういうこと?」と思ったことないですか?
ビジネスモデルの定義は様々ですが、使い勝手が良いと感じるのはビジネスモデルの「4つの箱」です。解説します。
ビジネスモデルの「4つの箱」とは?
「イノベーションのジレンマ」著者で、経営学者・クレイトン・クリステンセン氏らが提唱したフレームワークのことです。
ビジネスモデルとは「ビジネスの設計図」のことで、次の4つの要素から成っています。
その4つの要素とは「顧客価値の提供」「利益方程式」「経営資源」「プロセス」。一つずつ見ていきまましょう!
「顧客価値の提供」「利益方程式」「経営資源」「プロセス」を簡単に解説!
最初は「顧客価値の提供」という要素です。
つまり、
どんな顧客が
どんな課題を抱えており
どんな方法で
どんな価値を届けるのか?
ということです。
次いで「利益方程式」です。
株主や自社のために、どのように価値を生み出すかをモデル化したものです。
要素としては、収益モデル/コスト構造/1単位当たりの目標利益率/経営資源の回転率などがあります。
3つ目の「経営資源」とは、ヒト・モノ・カネに加え、パートナーシップやブランドなどの要素のことです。
顧客ニーズが特定され、どんな価値にどう届けるのかが明確になっても、資源が無ければ実現できません。
資源をどんなところから調達するのか?をここで練り上げます。
最後は「プロセス」です。
ビジネスは単発ではなく、継続かつ規模拡大し続けることが大事です。
ただ規模拡大の反面、品質・効率を落とさないために、適切なプロセスを確立する必要があります。
以上がビジネスモデルの「4つの箱」です。
ビジネスモデルは4つの要素が相互補完的に作用し合っていることが大事
このフレームワークを活用する際に重要なのは、4つの要素が相互補完的に作用し合っていることです。
ビジネスがうまく行っていないときは、この4つの箱のどこかに問題がある場合が多いでしょう。
非常に使えるフレームワークですので、自社のビジネスモデルにも当てはめてみることをお勧めします。
★元ネタtweetはこちら★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?