51歳、親との日々を考える
実家にて、親たちと水入らずの日々は楽しい。掃除や洗濯や食器洗い程度で、大いに喜んでくれてしまう。自分のしたことが人から喜ばれることが、そういえばこのところ、あまりなかったなあと思う。
喜ばれると、うれしい。調子に乗る。応えたくなる。特に親たちには、笑っててほしい。ここ数年の父母のことが、私はとっても好きである。1ミリも怒らせたくない。私はゆかいで気がきくひとり娘。これまでも、そしてこれからもずっと。
朝昼晩、母が台所に立つ。私もその都度、飛んでいく。「しーちゃん、気ぃ使い