詩のご紹介49 ハダシとハダカ(小黒恵子作) ~シツレイシマス
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
童謡集「シツレイシマス」の作品をご紹介していきます。
今回の詩は、「ハダシとハダカ」です。
「童謡集:シツレイシマス」については、下記をご覧ください。
ハダシとハダカ
~シツレイシマス 「Ⅰ シツレイシマス」より~
小黒恵子作
ハダシではしる
野原をはしる
力(ちから)いっぱい
グングンはしる
ネコもネズミも イタチも犬も
ゾウもキリンも ムカデもカバも
大きい足
小さい足
キミの足
ボクの足
グングンはしる
ハダシではしる
ハダカでねむる
野原でねむる
あっちでもこっちでも
グウグウねむる
カメもカエルも ウサギもヤギも
サルもキツネも トカゲもワニも
ふくれたおなか
まだらのおなか
キミのおなか
ボクのおなか
グウグウねむる
ハダカでねむる
この作品は、「童謡集 ホラ 耳をすまして」~Ⅵ ハダシと ハダカ~「モンキーパズル」「小黒恵子 こどものうた選集 うたのパレット」にも掲載されていますが、詩が少し(?)異なっています。
■「童謡集 ホラ 耳をすまして」バージョン:
ハダシとハダカ
~ホラ 耳をすまして 「Ⅵ ハダシと ハダカ」より~
小黒恵子作
ハダシではしる
野原をはしる
力(ちから)いっぱい
グングンはしる
花をとびこえ みどりをけって
はしるよはしるよ ハダシのなかま
大きい足
小さい足
キミの足
ボクの足
グングンはしる
ハダシではしる
かけっこ かけっこ
かっても まけても
グングンはしる
ハダシでねむる
野原でねむる
あっちでもこっちでも
グウグウねむる
草のまくらで 太陽あびて
ねむるねむるよ ハダカのなかま
ふくれたおなか
まだらのおなか
キミのおなか
ボクのおなか
グウグウねむる
ハダカでねむる
おひるね おひるね
みんなで なかよく
グウグウねむる
■「モンキーパズル」バージョン:
ハダシとハダカ
~モンキーパズル Ⅱ~
小黒恵子作
ハダシではしる
野原をはしる
力いっぱい
ぐんぐんはしる
猫(ねこ)もネズミも イタチも犬も
象(ぞう)もキリンも ムカデもカバも
大きい足
小さい足
きみの足
ぼくの足
ぐんぐんはしる
ハダシではしる
ハダシでねむる
野原でねむる
あっちでもこっちでも
ぐうぐうねむる
亀(かめ)もカエルも ウサギもヤギも
猿(さる)もキツネも トカゲもワニも
ふくれたおなか
まだらなおなか
きみのおなか
ぼくのおなか
ぐうぐうねむる
ハダカでねむる
■「小黒恵子 こどものうた選集 うたのパレット」バージョン:
ハダシとハダカ
作詞:小黒恵子 作曲:宇野誠一郎
ハダシで はしる
はしる はしる はしる はしる
はしる はしる はしる
のはらを はしる
はしる はしる はしる はしる
はしる はしる はしる
ちからいっぱい グングンはしる
花をとびこえ みどりをけって
はしる はしる ハダシのなかま
おおきいあし ララララララ
ちいさいあし ララララララ
きみのあし ぼくのあし
グングンはしる ハダシはしる
かけっこ かけっこ
みんなでなかよく グングングンはしる
ハダカ ねむる
ねむる ねむる ねむる ねむる
ねむる ねむる ねむる
のはらで ねむる
ねむる ねむる ねむる ねむる
ねむる ねむる ねむる
あっちでもこっちでも グウグウねむる
草のまくらで たいようあびて
ねむる ねむる ハダカのなかま
ふくれたおなか ルルルルルル
まだらのおなか ルルルルルル
きみのおなか ぼくのおなか
グウグウねむる ハダカでねむる
たのしい ゆめみて
みんなでなかよく グウグウねむる
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、「森のなかまと 山芋」(童謡集:シツレイシマス)です。(S)
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