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No.607 小黒恵子氏の記事-27 (秋の叙勲2~子供の心に夢を~)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、小黒恵子氏が秋の叙勲を受賞された記事を紹介いたします。

秋の叙勲 県内から271人が受賞
   
子供の心に夢を
勲四等瑞宝章を受章した童謡作詞家の小黒恵子さん(73)=川崎市高津区諏訪=が「受賞できたのは運のおかげ」と喜びを語った。小黒さんは数々の童謡を作り、NHKの「みんなの歌」のテーマソングを作詞するなど、子供の心に夢を与え続けた。
中央大を卒業後、英文タイピストやお花の先生を経て、詩人のサトウハチロー氏に師事。1970年に42歳で自費出版した童謡詩集が新聞に取り上げられ、注目された。間もなく出したレコードも評価され、72年に日本作詞大賞童謡賞を受賞。「歌の世界にすーっと入れたのは幸運だった」と振り返る。
日本童謡協会の理事を長く務め、91年に自宅を改築して「小黒恵子童謡記念館」を建設。95年に「小黒恵子児童合唱音楽振興基金」を設立し、全国の少年少女合唱団の活動を支えている。「童心は誰の心にもいくつになってもあるもの。次の世代の子供たちにいい歌を伝えていく。何ていい世界を選んだのかと思う」と今も童謡に深い愛情と誇りを注いでいる。        【木村光則】

毎日新聞 平成13年(2001年)11月3日

現在は、川崎市に遺贈され、リニューアルしてオープンしています。色々とイベントも行っていますので、当館ホームページでご確認ください。

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  次回は、2002年に新聞に掲載された記事を、ご紹介します。(S)

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