朝日記(190520)

●今日から日記を朝に書こう。夜は疲れて倒れてしまうし、書いたとしても疲弊して内容が無い、書くために書いた日記になるから。別に習慣的に書くことそのものに意味があるから、それはそれでいいのだが。

●自分の作品を大事にしようと思った
先日のコミティア’(5月)に行ったとき、あまりにも多くの傑作に囲まれ、自分の作品が入り込む余地などない、と、悟るように思ってしまった。とにかくみんな絵が巧すぎる、私は最近やっと、まあ「意味」は通るかなというレベルの絵になったのに、だ。
おまけに、私好みの作品が、いくつも見つかってしまった。いいことでは?いや、私が作品を作るモチベーションは、第一に、私が好きな作品が欲しいから、自分で作ろうという部分なのだ。極論、私のオーダーを完璧に反映してくれる作家がいれば、私はその人にお金を払って作品を作ってもらえばいい。そういうスタンスだ。
だから、私好みの作品がたくさんあるというのは、私が自分で漫画を描く意味を低下させた。私はしばらく筆が滞ってしまった。本業も大変になってきたし。
だが、そんなとき、古くから応援して下さっている方が、メッセージをくれた。あなたの作品を待っている人を忘れていないか?
単純な話だが、ハッとさせられた。最近は閲覧数や評価の数ばかり見ていて、読んだ人のことを考えていなかった。これではいけない。
私は何とか奮起し、原稿に取り掛かることができた。
嬉しいことに、公開された作品は、面白いらしい。そういうお言葉を、何人からも頂いている。ありがたいことである。しかしこれから大事なのは、何人、ではなく、誰が読んでくれたか、だろう。そしてその「誰」の中核は、私自身だ。大事にすべき作品と人を忘れてはいけない。この当たり前のことに気づけたことが、私の大きな成長である。
ちなみに、それはそれとして大きな数や人気は嬉しい。もちろん、自分や周りの人が満足している上での、次のステップとして、だが。

●↑ここまで17分。制限時間を設けないと、時間がかかってよくないので。

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↑今描いている漫画。読んだ人からは軒並み高評価なので、面白いはず。是非読んでみてください。男女入れ替わりボクシングです。

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