GW、たった1日で運気を上げるには…!あなたの近くにもある開運スポットをご存知ですか?【大預言ブックス】


ぷろおご×伊予柑の大預言から、テーマを選んでスクラップしてお届けしています。

▽1分エッセンス


映画サブスクもあるのに、映画館で映画を鑑賞するのは、なんで?


今回は、友達を誘って映画に行ってみないかい?という話です。
映画配信サブスクは充実していて、月額1000円に満たない額で映画を観ることができますよね。

一旦、サブスクをはじめちゃったらもう映画館には行けない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。「だって、おんなじ映画だろう?」「なんで高く払わなあかんの?」わかります。


そこで、「映画、サブスクで見るか、映画館で見るか」という終わりのない討論テーマに新たな考慮材料を提供します。

かつて大預言ネットワーク編にて、預言者は映画館に友達を誘うと、友達がふえるよ!と言いました。この預言が意味するところは、友達を誘うことでチケット代金にも新たな意味が付与されるということであると読みました。

今回すクラップした預言をぜひ、ほんまか?スピリッツで一度、お試しください。また、友達を映画に誘おうか迷っているあなたの背中をひと押しできたら、嬉しいです。


◾️登場人物


ぷろおご:ヘンな浮浪者
人から奢られて生きてる


伊予柑:人類補完計画をたくらむ悪い大人
ぷろおごとは数年の付き合いがある

ヤギョーさん:デザイナーで、お前の発見を語れグランプリ受賞者
地元の図書館でヤ行の著書をすべて読んだという逸話がある
ぷろおごとは、『野生の思考』でつながった




◾️ネットワーク論編の課題図書



Ⅰ 映画は誘いやすいし、断りやすい


友達が多い人は、「オレの友達も呼んでいい?」をよくやっています


伊予柑:『ネットワークの科学』によると、友達に友達を紹介するのがいいという話があるんです


ぷろおご:友達はコピーできるってやつですね。おれもそこを気に入った一節にセレクトした。友達とかコピーできるんだ、ってちょうどコピーしてる


伊予柑:最近ぷろおごは友達に友達を紹介してるよね

ぷろおご:それはね、『ネットワーク科学』の影響なんですよ。読んだから行き着いた結論なんです


伊予柑:自分の親しい友達Aがいて、Aに「Bと会わせたいからAも友達連れてきてよ」と言って5人ぐらいで会話するとちょうどいいんだよね

ぷろおご:5、6人が限界ですよね

伊予柑:AとBは話が合うだろうという想定でセッティングする。CとDはよう知らん。でも、AとBが話してるとCとDもなんとなく話すし、困ったら自分が話せばいいので友達が増えることになりますよね

ぷろおご:おれも最近は4、5人の会を開催してるんだけどめっちゃ効率がいい。YouTuber会とかを開けば、「今度おれの知り合いの先輩YouTuberが奢りたいらしいから、3人でやらない?」っていうような話になったり、そういうのが繰り返されていくんですよ


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言葉や視線を交わさなくても、体験を共有することができるのは映画ぐらいでは?


伊予柑:「映画行かない?」って誘うのはよくやる。だいたい映画っていつでも話題作があるじゃないですか。みんな行きたいんですよね。

そこで、「映画行かない?」「行く!」「もうひとり誘っていい?」って映画に誘うと、AとBはそこまで仲良くならないかもしれないけど、1時間のお茶ぐらいなら話が持つんですよ。これはかなりおすすめ。どうせ映画観るつもりだったし、チケット代はそれぞれが払うから、かなり安く友達が増える


ぷろおご:無言だからいいですよね。終わったあとも話すことあるし

伊予柑:これくらいのムーブでいいと思うんですよね

ぷろおご:スラムでも映画会やればいいね

伊予柑:そうですね、毎月やってみればいいじゃん。チャンネルつくって、これ見に行きます。「誰か一緒に来る人ー?」って

ぷろおご:4人とかでね


伊予柑:金があるやつは映画館に行こう

ぷろおご:映画は誘い方のひとつだよね。べつに話すことがなかったら解散すればいいし

伊予柑:「このあと、約束があって・・」って言えばいい

ぷろおご:残りたいやつは飲んで帰ればいいし

伊予柑:社会人なら1900円を月に1回払うことはできるわけじゃん。金があるやつは先にチケットを何枚か買って、「何日、映画行くやつ募集〜」ってやればいい。集まらなかったら悲しくも金額が上がるんですけど、だいたい知り合いに順番にLINEしていけばなんとかなる

ぷろおご:誘われた人も行きやすいよね。「チケット余らせちゃってるなら〜」ってなる

伊予柑:そうそう。俺は後輩だと奢って、同僚だと奢らないってかんじでやってる

ぷろおご:それはいいね。コンビニの発注しすぎたやつの手法

伊予柑:演劇だと当日払いのやつがあるんですけど、前もってとっておいて、集まらなかったら一週間前にキャンセルすれば罪悪感もない


ぷろおご:いいね、友達づくりにもいろんな手法があるね

4人ほどの閉じた関係性をぐるぐるとかき混ぜながらやっていくと、なんかすごくなっていくということが『ネットワーク科学』によってわかった




悪口を聞きたくない・言いたくない。それならば話題の尽きない場を選ぼう。健全なうわさ話は交流を活発にする


ぷろおご:4人で何かすると長期的にハッピーになるとも書いてあったね。その日はめんどくさいかもしれないけど、元気があるときにやれば長期的にすごく得らしい


伊予柑:ネットワークのつながっていない部分をつなげると強いネットワークになっていいんだよという話がありましたね。

そうなると何がいいって、うわさ話ができるようになるんですよ。共通の友達ができるとその人の話ができるじゃないですか。うわさ話はいいよ、ってダンバーさんも言ってた


ぷろおご:ネタの提供が常に行われるわけですよね


伊予柑:「〇〇さんと最近会ってる?」「3人で映画行った以来かな」と共通の知人の話から、「そういえば、新作のマーベルでるね」って。一回三角形をつくっちゃうと強い

ぷろおご:あまりにもうわさ話に依存してるコミュニティはだいたい悪口にいく。ママ友とかはうわさ話しか持ってなくてネタに枯渇してるから、悪口しか言えなくなっちゃう

伊予柑:それはネットワークが停滞してるからなんですよね。新規の流入があると、新しい人の話になりますよね。それが消化されたとき、また新たな人が入ってこないと悪口にいくんです

ぷろおご:学校ぐらいしか新鮮なコミュニティないよね

伊予柑:学校って自動入れ替えですからね


Ⅱ 持っているものは与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられる



「ニューフェイスのイケメン奢られ屋」と「浮浪系奢られ屋」なら、どっちのほうがモテるのか?


ぷろおご:もう一個、課題図書で印象に残った一節がある。これも残酷な真実が書いてあって、友達が少ない人は友達を失いやすいってあった。

弱者がますます弱くなる現象はこれなんですよ。友達がいない人は、友達が多い人よりも友達を失いやすいって書いてあった


伊予柑:まさにスケールフリーネットワークの特徴ですよね。人がランダムにいて、つながろうとするとする時、完全なランダムではなく人を選んでつながろうとする

「誰と仲良くなりたいですか?」
「うん、イケメンの〇〇くんがいい!」

伊予柑:イケメンの〇〇くんにノードが5個くらい集まってくると、他のやつも「人気がある人がいいな」とか言って、どんどん〇〇くんにノードが集まってくる

ぷろおご:すると友達が少ない人が発生して、その人は友達を失いやすい。そういうのが書いてあって嬉しくなっちゃった

伊予柑:ぷろおごとイケメンの奢られ屋の人がいたときにイケメンに行くわけじゃないんですよね。5000人に奢られた方に行ってしまうんですよ

ぷろおご:そういう残酷な現状が数式で書いてあった

伊予柑:やっぱりさっき議論していたように、友達A・Bと3人で、飲み会や映画に行くとか、Aの友達、Bの友達と飲み会をやるみたいな、ネットワークを意図的にブーストさせる必要がありまよね。

リンク数2のネットワークを10ぐらいまで持っていくと、あとは転がりやすくなる。立ち上げが結構しんどい


ぷろおご:そこで友達なんか要らない!という議論が持ち出されるじゃないですか。そうすると、やっぱり先へ進めなくなっちゃう。だから、とりあえず友達がいた方がいいらしい、というのを念頭に置きつつ、できることをやっていくしかないよね。

友達が少ない人でも歌は覚えられるね、とかオフ会に顔出すのはいけるよね。一緒に映画を見にいく人を募集していたら見にいこう、とかね


友達と呼べる関係をひとつ得るのと、友達を増やすことはどっちのほうがむずかしいか?


伊予柑:大学生活初期にサークルに入らないと詰むってのとおなじで、ゼロからは何も動かんよねという話でもあるよね。サークルに入ってしまえばいいんだけど

ぷろおご:1人2人友達ができればいいんだけどね。「今度飲み会行くんだけど、くる〜?」とかさ、「オレの友達も連れてきたわ」とかあるけど、ゼロはもうなにも・・・

伊予柑:ゼロはずっとゼロ


ぷろおご:「あなた、最近この授業によくいますよね」って話しかけるのは、すごくむずかしい

伊予柑:コミュ力がないやつほど最初に綺麗に乗っかといた方がいい


ぷろおご:教科書通りやっておかないとね。おれとかひろゆきさんが友達要らないのはキャラクターとして有益そうじゃん。使えそうじゃない?我々は誰にでも話しかけられちゃうから言ってしまえば、友達は要らない。

おれはみんなみたいに大学に行ってないし仕事もしてないし、わかりやすい共通項、デザイナーやってます。とかないけど友達ができちゃう。それはべつの能力なんだよね。

だから、だいたいの人は分かりやすく、サークルに入るとか、スラムだったりコミュニティにちゃんと参加するとか、やっていったほうがいいよね


伊予柑:分かりやすい入り口がせっかくあるんだからねえ

ぷろおご:それで我々はスラムをやってるわけですね。友達なんて要らない!とおもってる人たちがマガジンを読むついでに「無料なら入っておくか。べつに友達が欲しいわけじゃないけど」とやれるように、そういう名目を提供してるわけですよね


伊予柑:名目はだいじですね。映画をちょっと観たいだけ、ただ美術館に行きたいだけみたいな


ぷろおご:「困ってる人がいるなら僕行きますよ」それでいいのよ。それをつくる人と乗っかる人がいれば自動的に友達はできるからいいですよね。

「僕、チケット4枚買っちゃったんで、誰か行ってくれませんか?」って言われて、「ヒマだし、映画おもしろそうなんで行きますよ(別にあなたと会いたいわけじゃないんだけど)」って

伊予柑:気が合わないこともある。そういう時は見たあとに、バイバイすればいい

ぷろおご:「べつにあなたのこと友達だと思ってるわけじゃないんだからね」

ヤギョーさん:「余ってるならもらっときますよ」っていう気持ちですよね


Ⅲ 映画のつぎは、贈与だ

友達が多い人って、素直に「おめでとう」とお祝いできる人のことだった


伊予柑:そうして、ある程度ネットワークができたら贈与にいけばいいんですよね。サークルに入って友達をつくり、友達の友達を紹介し映画に行くようになって誕生日に贈与する。そうすればほぼ勝ち。あんまり仲良くないと誕生日の贈与もできないですからね


ぷろおご:とりあえず、映画に行ったらライン交換しましょう。そしたらもうすぐ誕生日ですってLINEで表示されるから

伊予柑:そこで、スタバのギフトポチッとする。友達の定義は誕生日にギフトを贈れる程度の関係性にしますか

ぷろおご:いいね、誕生日にギフトを贈りあったら友達

伊予柑:アスペ定義です

ぷろおご:まじで効果ある。おれもやるんだけど、「ありがとう!今度飲みに行こうよ」って返ってきます。向こうは「私は友達だと思われてるんだろうか」ってビビってるわけじゃないですか。今は関係が疎遠になっているのに贈与があるわけだから。

だからこそ、それをやるとポイント高いよね


伊予柑:友達という定義のハードルが高すぎる問題があって、「ヤギョーさんと俺友達ですよね」って俺が言うと友達になるんですよ。言わないと

ぷろおご:言い出す側は常にフラれる可能性を抱えているからね。「ちょっとわかんないですけど…」とか「それってあなたの感想ですよね」って言われたら悲しいじゃん

伊予柑:誕生日のギフトは一方的に贈りつけることができるので、「おめでとう」と、まず祝う。そして「ありがとう」が返ってきたら「俺たち友達」ということが暗黙的に確定される

ぷろおご:脈ありサイン

伊予柑:Likeが返ってきた!



ぷろおご:友達脈ありサイン、友達って言っていいかどうかのサイン確認が必要なんだ。いいね、友達の合図。あたりまえの結論を古典を読んでおれたちはやっと遂行することができる


伊予柑:新しい環境にあるみなさんにはぜひ、やっていただきたいですね

ぷろおご:「僕は映画チケットを多く買っちゃうクセがあって…3枚あるんですけど誰か行きませんか?」

伊予柑:さみしくて、でいいんですよね

ヤギョーさん:嬉しくない人いませんよ

伊予柑:俺もたいして仲良くない同僚でも次の話題作を振られたら嬉しいですよ

ぷろおご:とくにヤギョーさんデザイナーだから、美術展とか映画とか趣味が被りやすいよね

伊予柑:よし、映画館に行こう!




◾️今回この記事からスクラップしました


◾️テーマとなった課題図書


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3分で読める文章を、ほぼ毎日のように書きます。おれにケーキとコーヒーでも奢って話を聞いたと思って。まぁ、1日30円以下だけど...。

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