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2021年の売り上げランキング

5月24日に「冒険研究所書店」を開設し、古本と新刊を扱ってきた。

古本を主体とし、新刊は少数でスタートしたが、最近では新刊の数も増えてきた。とはいえ、一般の新刊書店よりはアイテム数は少ないが、現在では500〜600点ほどあるだろうか。

2021年の約7ヶ月で販売した、新刊書籍の売り上げ冊数ランキングを発表します。ベスト15まで。

 1 考える脚 荻田泰永 KADOKAWA
 2 狩りの思考法 角幡唯介 清水弘文堂書房
 3 星に絵本を繋ぐ 井上奈奈 雷鳥社
 4 アムンセンとスコット 本多勝一 朝日新聞出版
 5 世界 佐藤健寿 朝日新聞出版
 6 EARTH SCAPE OF JAPAN   山本直洋 
 7 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内有緒 集英社
 8 アグルーカの行方 角幡唯介 集英社
 9 山の旅人-冬季アラスカ単独行-  栗秋正寿 閑人堂
10 かえるの哲学 アーノルド・ローベル ブルーシープ
11 世界最悪の旅 アプスレイ・チェリー=ガラード 中央公論新社
12 バウルを探して〈完全版〉 川内有緒 三輪舎
13 くままでのおさらい(手製本特装版) 井上奈奈 ビーナイス
14 You are what you read.  服部文祥 本の雑誌社
15 そこにある山 角幡唯介 中央公論新社

世間一般のランキングとこれほど乖離したランキングもないと思うが、冒険研究所書店らしいランキングとなりました。

1位は私の著書であるのは、当然といえば当然。ぶっちぎりで1位でした。2位の「狩りの思考法」は、10月末の発売でたったの2ヶ月でしかないにも関わらず、売り上げ冊数は200冊に迫るほど。その要因は、完全に「角幡唯介サイン本」がウチでしか販売していない、という点。オンラインで大量に売れていった。
井上奈奈さんの作品が2点入っているのも、書店のロゴを作ってくれたことなどもあり、作品を一通り揃えて力を入れて販売していったことで良く売れていた。
川内有緒さんの本も、冒険クロストークでゲストに出ていただいたことで本が動いている。
佐藤健寿さんの「世界」は16500円という超高価格にも関わらず、佐藤さんの人気で初回限定のサイン本の予約をたくさんいただき、5位にラインクイン。

全体を通して、冒険研究所書店らしいランキングとなった。
最近は、近所の方にも書店の存在が次第に周知され、お客さんの動きも変わってきている。きっと2022年の売り上げランキングはまた変わってくるだろう。

では、今年一年また皆さんと元気にお会いできることを楽しみにしています!


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