「ツキ」「三姉妹」「ジットハウス」からなる【小川まちやど】
これまで別団体・個人が運営してきた小川町の民泊施設「ツキ」「三姉妹」、簡易宿泊所「ジットハウス」(準備中)を、2022年6月に発足した株式会社わきま(代表取締役：高橋かのおよび中市里美)がまとめて引き継ぎ、新たに「小川まちやど」として運営していくこととなりました。日中だけでなく、夜・朝の小川町も存分に楽しんでいただくために全て素泊まりとし、町の日常に隠れる魅力をお伝えする役割を担うことを目指します。
【予約サイトURL】https://ogawanoyado.com/
まち全体を一つの宿と見立て、まちをまるごと楽しんでもらう宿のスタイル
「小川まちやど」の3つの宿泊施設は、どこも素泊まりです。それは、小川町の自然・食・文化を、できるだけお客さん自身に直接体験してほしいと思うから。
宿は純粋に“泊まる場所”であり、ご飯は飲食店でとるか食材調達して自分で調理して味わう、温泉にも入りに行くし、直売しているお店で和紙や農産物などのおみやげを探す。はしご酒を楽しむ、星空を眺めに行く、早朝に澄んだ空気の槻川(つきがわ)沿いを歩く、なんてことも、宿泊するからこそできることです。
普段生活していないと気がつきにくい小川町のおもしろさも含め、運営者の視点を通して伝えていき、まちのあちこちで宿泊者と地元の方との接点が生まれることを大切にしていきます。
しつらえと価格帯が異なる3つの宿泊施設
「ツキ」は2019年8月から、「三姉妹」は2021年8月から、それぞれ営業してきました。また、「ジットハウス」も正式オープン間近の状態となっています。2022年中は、現状の内容から大きな変更は予定していません。
それぞれは、徒歩5分圏内くらいにまとまっており、団体のお客様なら分散して泊まっていただいても不自由ない立地です。位置関係は近いですが、各々の建物には個性があります。客室の広さやアメニティに合わせ段階的に価格設定し、観光・お仕事・お試し居住など、幅広い用途にお応えしていきます。
「小川まちやど」が目指すところ
＜他業種との連携＞
「小川まちやど」がまちの中で果たす役割は“客室”です。そのため、様々な目的で小川町を訪れるお客様に滞在を楽しんでいただくためには、町内の他業種の事業者のみなさんとの連携が必須になってきます。
まずは情報発信やまち案内することから始めて、2023年以降は他業種とのコラボレーションプランの作成や、小さな催事の企画・運営なども行い、宿泊予約以前に滞在の計画を立てやすいような仕組みを産んでいけたらと考えています。
そのための第一歩として、8月に実施予定のクラウドファンディングの中では、飲食店を中心とするまちのお店を楽しめるような宿泊チケットリターンを販売予定です。
＜空き家の活用に貢献＞
また、長期で考えると、3つの宿泊施設は減ったり増えたりしていくことも想定しています。民泊という形で古い物件を複数賃借し、給排水やエアコン設備を整え、日々清掃に入って風を通していく。こうすることで、駅周りにある趣のある建物を維持管理する役割を「小川まちやど」が担えたらと考えています。
また、清掃や宿の案内業務は希望してくださる方には広くお手伝いいただき、工事の際には、できるだけ町内の材料を使って町内の技術者と一緒に進めたい、というのも「小川まちやど」の想いです。そのための仕組みも徐々に整えていくつもりです。
株式会社 わきま について
2022年6月29日に高橋かの・中市里美が共同代表というかたちで、法人が設立されました。事業内容はシンプルに「宿屋(※)」です。※宿泊場所の提供・宿泊者へのサービス・宿泊棟の活用など
2019年の冬に3ヶ月間小川町内で共同生活を送り、主に古い建物トークで意気投合したことをきっかけに、一緒に他地域の宿の視察にいったり、小川町の面白さについて語り合ったり…。その中で、創業したほうがいいよねという共通の意識が生まれ、現在に至ります。
高橋は主に宿の清掃・接客・情報発信などといった日常業務を担当、中市は本業のスキルを活かしながら建物の活用や他事業との連携など企画業務を担当、というようにざっくり役割分担しています。が、どちらもオールマイティ型なので、基本的には二人で協力して活動していく予定です。
法人設立前と変わらず、宿は稼働しておりますので、ご興味のある方はサイトをご覧いただければ幸いです。空き状況の確認やご予約もこちらから可能です。
【予約サイトURL】https://ogawanoyado.com/
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