マガジンのカバー画像

イワカンニッキ

10
日常の中で抱く違和感を言葉にする そこから学びがあることもあれば、そうでない時もある とにかく言葉にすることで得るものを探る
運営しているクリエイター

#言葉

what "about" ?

what "about" ?

日常会話の中で「多分、おそらく、きっと」といった言葉の不確実性を表す表現を用いることは多分にあるだろう。(不確実性だらけの例文)

数字にも「約、ほど」といった「不確実性→数字の変動」を表す表現があるが、今回はそんな「about」に対する違和感について書く。

違和感を抱いたのは「つくり方」の記載。

引っかかったのは「15秒ほど」と「1分」という時間の表記について。なぜ15秒に対してだけ「ほど」

もっとみる
好きの反対は無関心なのか

好きの反対は無関心なのか

「好きの反対は無関心」と言う人がいる。
この言葉はマザーテレサの「愛の反対は憎しみではなく無関心」からきているものだ。

「好きの反対は嫌い」を否定する形で使われる達観したようなこの表現に違和感がある。今回はこの違和感を解消するためにちょっと深掘りしてみる。

「好きの反対は無関心」はこのように表せる。

このとき「嫌い」はどこへ行ったのだろう。
無理やりこの中に入れるなら、嫌いの末端が無関心とい

もっとみる