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【詩です】そのままでもいい

おひさまに むかいたい
つよいかぜ ふりまわす
ながされて かたむいて
くたびれる もどれない

まっすぐに うえむいて
おひさまに むかいたい
かたむいて しまうけど
おれたりは していない

またかぜが ふいてくる
これからも したむいて
まよったり するだろう
おなじでは ないだろう

それでも
おれたりは しないんだ


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流されたり、打たれたり、
振り回されて、
迷ったりして、
そのような姿は、
とっても望ましくない、
まっすぐにならなければと
思ったりするのですが、
まっすぐになれないときは
あります。
そのようなときは、
風よけに身を預けて
折れないようにして
しばらくそのままでいるのも
いいのかなと思うのです。

そして、
そのままでいることを
ほめてあげてもいいのでは
ないでしょうか。

ずっと同じで変わらないものは
ないのですから。

おがたさわ

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