高卒認定試験は満16歳以上なら誰でも受けられる!(高校在学中でも)
高校へ入学したけれど、朝が苦手で出席日数が足りない…高3なんだけど、出席日数が足りなくて卒業出来なくなる、大学受験資格がなくなるかも…と不安に思う親子へ。卒業が危ぶまれても、「高等学校卒業程度認定試験」を受けて合格することで、大学入学試験を受けるという手もあるかも!?
高校の先生は「認定試験は、ウチの学校を退学してからでないと受けられないんですよ」と言うかもしれません。でも実は、高校に在学していても受けることはできるのです。高校2~3年生あたりまで高校に在学していて、あと少し単位が足りなくなった…危ない!という人は、いくつか「高等学校卒業程度認定試験」で合格単位を取って、今まで在籍していた学校の単位を足せば単位が足りる可能性もあります。
チャレンジできる試験は年に2回あります(7月と11月)。
とはいえ、私はこの道のプロではないので、詳しくはこちらを見て自分で調べてみてください。
文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」
*受験申し込み用紙付きの資料請求は250円くらいでできました。
なんで高卒認定試験を紹介しているかというと、私の取材した元不登校さんたちが、この認定試験から大学へ進学し、新たな道へ進んでいるからです。
自分も50歳で大学生(通信制の放送大学)。
家から出ることができなくても今はネットで期末試験を受験することができるし、漫画・イラストが好きな人ならアート系の通信もあるし、学びの道はいつでも開かれているのを実感しています。
学生時代は勉強って「つまらない」ものだったけど、社会に出てみると、勉強の役割って「人に騙されないようにする」「困ったときに逃げ道を考えることができる」「ひとりでも生きていける」ためにあるなと思っています。今ある世界から別の世界に行くために、言葉や計算方法、予定の立て方、どのルートが一番効率的で安いのか、騙されないのか、搾取されていないのか?、調べて考えるために学ぶのです。
高卒認定試験や大学じゃなくても、ワーキングホリデー(オーストラリア、カナダ、台湾など)に行ってサバイブするのも「生きる自信」になるし、フィリピンの語学学校へボランティアに行くこともできる。
おばさん50歳でも大学行けるんだから、大丈夫よ。