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放送大学2023前期勉強してるものまとめ

放送大学の皆さん!中間テスト(通信指導)はもう提出したかな!?
私も引き続き毎日まじめに勉強しております。一日でもサボるとブレちゃうんで…とにかく一日1章をコツコツ…。たまに疲れて眠くなるときもあるので、そのときは立って足踏みしながらお勉強…(立っても使える昇降デスクを使っております)。今回学んでいる教科の簡単な感想を次回受講しようか迷っている方へ向けてご参考までに記録しておきます。

貧困の諸相

今回から新設された科目です。貧困とはなんだろうか?どうしたら世界から貧困をなくすことができるのか?を問う学問です。ラジオ科目ですので、ペン入れしながら聴くことも多々…。貧困はともあれば「自己責任」と言われますが、本質的には「富の再分配が機能していない状態」であることがわかり、多くは政治の失敗です。マイケル・サンデル氏の著書「実力も運のうち 能力主義は正義か?」にもそういうことが描かれていた気がします。
資本主義は競争社会で、どうしても差が生まれてしまいます。運の良かった人が負けた人を蔑まず、なるべくの「平等」を作っていかないと、やがて貧困や格差はテロや戦争を産み、お互い共倒れしてしまう結果となります。
より良い社会を目指すためにどのような支援をすべきか、必要なのか?考えさせられます。

教育・学校心理学

現代の教育の複雑さ、学校に求められていること。先生の役割などを学びます。主に教育者向けの心理学ですが、不登校に悩む方、小中学生を持つ親にも学びがあります。なにせ今の世の中は、親・先生世代が教えたことも時代についていけません。子どもの世界は、数年で移り変わってしまい目指すべき指針を示すことが難しい。親も先生も子どもも悩んでいるのです。
不登校も多くなった昨今、かすんでみえない未来をどう生き抜いていくのか、学びの道は続きます。

より良い思考の技法

これまた今回からの新設科目。講師が「錯覚の科学」の菊池先生!テレビ視聴の番組は、皆を飽きさせないよう落語や小話を使うなど工夫があり、楽しんで視聴できます。が、講師・菊池先生のテスト問題はかなりひっかけ問題が多いんだよね~~~しかも今回「新設科目」ってことは練習用の過去問題が無いので、単位取れるか焦っています!
あと5章の哲学的なクリティカル・シンキング、6章の「誤謬・詭弁・誤った論法」が難解‼‼ しかしながらSNSでよく見られる「それって貧乏人は死ねことですよね?」的に極端に言葉尻をあげつらう「わら人形論法」など、日常的に危うい言葉や思考の使い方、考え方に引きずられないよう一歩引く大切さを学びました。しかしながら考え過ぎのHSPは、ひとつひとつ疑いまくるともう固まって何もできないですね…。

思春期・青年期の心理臨床

大人はみんな経験したハズなのに、なぜか忘れてしまう不思議な時期「思春期・青年期」。子供の時キライだった「宿題しなさーい!」というのび太のママに自分がなぜかなっている。ウチののび太は勉強しませんからねぇ。
なぜ思春期の子どもが大人に反抗するのか、わざと危険な方向へ向かってしまうのか?盗んだバイクで行き先も分からぬまま走り出してしまうのか…!?そんな嵐の心境を理解し見守る視線を養います
けど…尖ったナイフを取り上げるのは難しいみたい。「それってナイフ?へえ、どこで買ったの?今そういうのあるんだ~ネットで!?それって大丈夫なん?」って理解を示しながら、側に座って夕日を見るのが良さそう。大人も訓練が必要です。でも上から目線で「ヤメロ!」って言う大人より、こうやってどうにか理解しようと思う姿勢は必要だと思いました。

発達心理学概論

乳児期~幼児期~…青年期…老年期と移り変わりつつも長い人生。その年代ごとに迎える試練や問題・課題が私たちには与えらているということを学びます。つまり私たちは大人になっても死ぬまで悩み&学び続ける生き物なのです。だからある意味、多少の重荷は「あるものだ。しょうがないね~」と受け入れて成長に繋げていくしかない。
それぞれの課題をクリアしていくと次の課題が与えられますが、それが人としての成熟であり成長なのです。生きているだけでそれは立派な学びである。一歩一歩進んでいこう。

今学期はこんな感じで、今のところ3分の2は終了しました。6月中に全部やって7月に入ったらテスト勉強です。なんせほとんど忘れるからね!
面接授業は「ユング心理学」と「心理学演習1」を取りました。心理学演習は初めてですのでドキドキ。ユング心理学はすでに授業を受け終わりましたが、夢診断と箱庭療法のさわりを聴くことができて面白かったです。なんとも神秘的というか不思議な現実と無意識の世界でした。私はあっさり夢の見立てを間違って捉えていましたので、夢診断は無理っぽい。
学べば学ぶほど「こうですね!」と人の心を断定できないです。色や味を言葉に例えて人に伝えるような、あいまいな世界なのです。

まずは目の前のことをきちんと学んでいきます。