ドラッカーと”マネジメント”と世界平和
マネジメントの考え方で、昔すごく刺激を受けたものがあります。
私はガンダムが好きで、その原作者である富野由悠季もまた尊敬しています。
作品への愛着もともない、劇中の不合理なセリフまわしや
自身のメディア露出でよく語る自分の作品への後悔や反省、
他の作品への劣等感を恥ずかしげもなく露出する人間らしいところにもまた惹かれるのです。
その富野御大がドラッカーの”マネジメント”への見解をコメントした動画を転載させてください。
これには衝撃を受けました。
ドラッカーのユダヤ系としての成り立ち、第二次世界大戦、ナチス迫害、そこから”マネジメント”への文脈、ビジネスでの成功メソッドとして捉えていた自分が恥ずかしくなるような衝撃的な富野御大の解釈です。
「ドラッカーが”マネジメント”で実現したかったこと」
は
「個々の責任を明確にすること(個々に責任が存在すること)」
で
「ナチスのような全体主義国家が生まれない世の中をつくる」
ことだった。
ひとりひとりが考えることをやめず行動をすれば、世界は、国は、間違った方向に行かない。それは今、新型コロナウィルスのような未知の驚異が生じている場面においても同じかもしれない。
正しい事実だけを見て、つねに考えて行動をすること、
マネジメントはビジネスのみならず、あらゆるシーンにおいて、
組織にも、個人にも、求められていることを忘れてはいけない。
(自戒の念をこめて)
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