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えみこ論マニュアル配信始めます

このマガジンは、京都の見習い陰陽師西陣の拝み屋が令和的人生マニュアルとして配信しています。

西陣の拝み屋のnoteには二つのマガジンがありました。ひとつは毎週月曜更新の「龍神靈氣読本」、これは無料記事で100年前から日本に伝わる古式療法をお伝えしていました。もうひとつがこちらの「半径3メートルの掟」。こちらには普段講座でやっている内容のダイジェスト版を一部有料記事にて配信していました。2月半ばくらいからのコロナパニック、日増しに状況は悪化し、だけどある程度この数年わたしが読んできた通りの事態に世の中が動き出し。

勿論疫病の流行なんて予測していません、全く想定外の動きです。でも、その向かう先と意思を解明し、解説するのがわたしの仕事なのです。何人もの方に「えみちゃんがずっと言ってきたことって」と、訊かれるようになりました。まあ、誰もが信じなかった数年前から「オリンピックはやらないかもしれませんよ」とか言っていて、それが現実になったわけだから、そうなるのもわからなくはないです。

うちの講座を受けている生徒さんは、この「見えない世界の地図の読み出し方」を学びにきています。わたしは現在日本の伝統芸能である能を習っていますが。一年迷って10年辞めない決意を持ち師事した大好き過ぎる我が師範、その理由が先生が最初に言ってくれたこの言葉にあるのです。

同じ人間がしていることです。練習したら、必ずできるようになる。

最も習い始めて、そこにも限界はあり、また別のルールも存在するのですが。でも、お師匠はいつもそう言って背中を押してくださる。このお考えも同じように踏襲させて頂き、わたしの読み方で自分の人生の地図を読み出すスキルを身につけに来てくれています。知れば備えられる、だから予防学と言う講座名なのです。

謡という日本伝統の文化、それは「謡譜」という楽譜を見て歌います。ある決まりによって構成されるこの楽譜、それは師範から身体の使い方を合わせて学ばねばできるようにはなりません。えみこ論も同じような節があり、でもそれでいいのだと思ったのです。鼻歌で謡が出るまで謡わないと、始めたばかりのころ、そんなことを言われました。それが条件反射、つまり身体に染み込んだ徴になるからだと思ったものです。人生も、見えない世界も同じ。常にその捉え方になるまで、身体で覚えていかねばなりません。それが「身に着く」と言うこと。

過去のデータから早い人で月1回の通所で2年掛かることが分かっています。毎月来れない人、折れて来なくなる人、通うだけで安心してしまい身につかない人などさまざまですが。でも、やらなければ永遠にできるようにはならない。

こんな時代だからこそ、不安なく自らの手で切り拓けるように。これから週に一回配信していこうと思っています。

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。