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西陣の拝み屋的コロナ共存論~withコロナ論

自粛解除されて、徐々に日常が戻りつつあります。
1ミリも前と同じにはならない世界で、どれだけの人が脳の壁に阻まれて
脳の密室に閉じ込められるんだろうなんて思いながら。かくいうわたし自身
も、脳の壁がないわけじゃなく。脳の密室から出るために、実はいまも、もがいていたりするのですが。
ま、そう易々とは出られないんだってことにも気が付いたので、気長にやる方向に路線変更しております。
こう見えて結構イラチ(京都でいうところの短気)。
そんなイラチぶりを発揮しないように、気を付けながら「新世界」を歩いているわけで。
数日前アメブロに「コロナ共存世界について、noteで有料記事配信しますよー」とか書いておいて、なんだかんだできませんでした。
令和は、ライフデザインを仕事にする、と決めたからには、やっぱりちゃんと書いておこう。でも結構すっ飛んだ話をするから有料にしよう、って思いがぐちゃぐちゃしてまして(笑)。
有料にするならそれなりのクオリティのもの書かないと、って思ううち、ずるずると時間が経ってしまいました。
もう北九州で第二波の噂、東京も危ない感じです。ってことは神奈川もすぐ危なくなるな、と個人的には思います。神奈川、湘南地区に50年近く住んだけれど。大半の方が横浜から先でお仕事してますし、往来が激しくある。
東京が危なくなったら、まっ先にやられるだろうなって思います。
ほんと、しばらく通勤電車なんとかしてあげてほしい、もうリモート中心でよくない?

そんなことを思いつつ、京都で暮らすわたしですが。
神奈川にも現在も住居はあるわけで、全く往来ができず、この先もいつできるかわからないままですが。
そんな状態の中で思うコロナ共存論。だいぶすっ飛んだ話をするので、途中から有料にしてあります。ご興味のある方だけお読みください、個人的には、結構大切な話を書いています。

コロナがピークになり、「STAY HOME」が叫ばれだしたころから、いろいろな人の話を読み漁るようになりました。何度かBLOGで「この自粛期間に誰が何をするか、よく見ておいてくださいね」って言ったことがあったけれど。みなさんの周りを見て、どうでしょうか? 人っておかしいくらいに非常時に本性が出ますよね、その意味ではげんなりするくらいに自分の本性も見てしまい、打ちひしがれたりした瞬間がありますが(笑えない)。
東日本大震災から復興支援を介し、防災に関わってきています。危機管理の観点に立つとすごく感じる、人は非常時に本性がでる、と。
これにはちゃんと科学的裏付があって、人間パニック状態になると思考が停止します。思考は停止しても体は命を守るために動くわけで、それ故にアニマルな自分が優位になります。つまり、その人の本質、本能ってことです。


「本能なら変えられないじゃないか」っていう人がいますけれど、それは違います。昔占い師をしていたことがあって、西洋占星術の師範は「星に逆らっても仕方ない、生まれ持った星にしたがって生きるのが一番」という理論の持ち主でした。
それは間違いではないのですが、正解でもなく。というのも人間には、その本能的性質をどう矯正して生きるか、という課題が与えられています。
それ故、星(運命)に寄せるより脳(潜在意識)に寄せたほうが絶対現実はうまくいくのです。そして、これはある程度脳科学的に立証されてもいる事実。ま、「運命は自分で変える」という言葉もありますから、その通りなんでしょうね。

西陣の拝み屋的コロナ共存論。結論から言ってしまうと、「コロナとともに生きるってどういうことか、よく考えて。そして、令和の身の振り方を決めたほうがいいよ」というところに行きつきました。
なんだかすごく偉そうな言い方ですが、わたし自身強くそう思い、それを常に考え模索している、といった現実があるのです。
世界的投資家が「この先投資できる産業がない」といったとか言わないとか。そんな中を、どうにか生きていかなければならないわたしたち。だからこそ、大切なのは「身の振り方」、つまり「なんのために生きていくか」ということだと思うのです。
わたしたちは長い間「お金は稼ぐ」文化を生きてきました。それが当たり前の教育だったからです。学校で進学や就職するとき、自活できる道を選択するよう先生に言われます。「音楽で食べたい」「絵で食べたい」などと言おうものなら「夢みたいなこと言ってんな」と叱責されます。
「どうやって食べていくんだよ。お金稼げないでしょ」そう言われます。
「食いっぱぐれがない仕事は、いい仕事」とされ、そこで見出されるやりがいや、心の問題は棚の上にあげられます。それでもよかったんです、昭和や平成は。

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