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忙しい人こそ、ボイスメディアで発信する意味がある【声の履歴書 Vol.56】

こんにちは。Voicy代表の緒方です。

この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。

今日はいつもと変わって、Voicyのパーソナリティを紹介させてください。「ワーママはるさん」という方です。

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まさにボイスメディアだからこそ生まれたスター

ワーママはるさんの運営する「ワーママはるラジオ」は、Voicyでずっとランキング上位にいるのでご存知の方も多いかもしれません。

その名前の通り、ワーキングマザーの日常や仕事の話、そしてたまにドキッとする性の話などもあります。「ワーママは賢く強かに楽しく生きよ」をモットーに、「社会の荒波で溺れぬように、ワーママ的泳ぎ方について語ってます」とあります。

このワーママはるラジオ、とても人気のあるチャンネルなのですが、なぜいまあらためてご紹介するかというと、まさにボイスメディアだからこそ生まれたスターだと思うからです。

そもそも「ワーママ」の皆さんってめちゃくちゃ忙しいですよね。人生で最も忙しい日々を送っていると思います。何か発信したいことがあっても、なかなか時間が割けないと思います。

子どもを育てながら、朝から晩まで仕事をして、それでブログを書くなんてむちゃくちゃハードルが高い。でも音声だったら忙しい人でもしゃべりながら発信できる。スマホに向かって10分話せば10分間のコンテンツができますよね。

そしてワーママはるさんのチャンネルの場合、リスナーさんにもワーママの方が多いと思います。聴く方としても、他のいろいろな家事や仕事をしながら聴ける。ボイスメディアは発信する人にも、聴く方にもメリットがあります。

忙しい人はあえてネットで発信するメリットがなかった

これまでよく言われていたのが、「結局、インターネットには暇な人しかコンテンツを出していないのではないか?」ということです。

そもそも忙しい人って情報を出していないんですよね。あるとき「そうか」と思ったんです。実はインターネットには無限の情報があるように見えて、リアルが充実している人は情報を出していない。時間もないし、充実しているから、あえてネットに飛び出すメリットがないんですよ。

でも、音声だったら、忙しい人と忙しい人をネット上でリンクさせることができるということがわかったわけです。

この気づきをくれたのがワーママはるさんと、そのリスナーさんたちでした。特に彼女のすごいところは、ワーママのノウハウだけじゃなくて、たとえば夜の話とか、なんでも赤裸々に出してくるところ。

それをすごく理路整然としゃべっているわけですが、だんだん人間的にも好きになっていくと思います。しゃべり方もすごく上手いんです。

あと面白いのは、僕もその1人なんですが、リスナーの半分は男性だそうです。ワーママのみなさんがどんなことを考えているか、僕ら男性も気になりますよね。「職場のワーママさんの気持ちがわかるようになった」というリスナーの声もありました。

実は夫側も聞いている。ワーママの気持ちとか悩みはなかなかわからないから、すごく学びになるみたいです。ワーママじゃなくても仕事をしている女性は周りにたくさんいるわけだから、男性だって「聞いておいたほうがいいかも?」ってなりますよね。

独立したワーママはるさん、メイン収入の1つがVoicyに

はるさんはワーキングママとして企業で働いていたところから独立して、いまは自分でヨガスタジオを立ち上げたそうです。そんなはるさんのメイン収入の1つがVoicyという状況になっているのは嬉しいですね。

プレミアムリスナーの課金とチャンネルスポンサーもついているので、彼女はVoicyだけでけっこうな収益があるんじゃないでしょうか。これは夢がありますよね。

忙しい人ほどネットで発信する時間がない、意味も見いだせない。でも発信したい人は当然いるし、その中にはすごい才能がある人もいます。

僕らがVoicyを通じてやるべきことの1つは、忙しいけど面白い人をちゃんとネットに引っ張り出してくることかもしれません。

ーーありがとうございました。今後もボイスメディアならでは、Voicyならではのすごい人を紹介してみたいと思います。

声の編集後記


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