寝転びながら思うこと
独り身サークル
幸せって何でしょうね。(急すぎ)
今まで一般的には結婚して家庭を作って家族に囲まれてぽっくり死ぬというのがテンプレだったんだろうけど、それって本当に幸せなのだろうか。
もちろん人間の性質的に理にかなっていることだとは思うけど、幸せの形も人それぞれだし、昔の人の中には我慢してた人だっていたかもしれない。
ただ逆に幸せの定義が曖昧になればなるほど苦しくなる人もいるんじゃないかな。
何事もそうだけど人生に正解はないから、楽しいし苦しい。
こじらせすぎた人達を集めて飲もうとよく私の部屋で酔いつぶれてる女が言った。
その名も独り身サークル。
彼女は半分飲む言い訳と飲み仲間が欲しいだけなのはわかっている。そして結局彼女が誘おうとしていたのは自然発生的に集まるメンツだから名付けなくてもできると思うが…みんな独り身なのは類は友を呼ぶということか…
私もそのメンバーに自動的に入れられている。
こじらせてる認定済みなの悲しい笑
まあ、楽しいだろうから行くけどね!!!
ひとりとは
たまに、寂しさが謎に襲ってくることがある。
私はそんな私にとても人間味を感じる。
でも私はたぶんひとりでも生きていける自信がある。正しくは「パートナーがいなくても」かな。
ひとり旅大好きだしひとりでライブ行くしひとりの時間がないと駄目なタイプである。
一応今後贅沢はできなくとも路頭に迷わなくて済みそうだし、なんとか生きてはいけるだろう。
だが今までのひとりは友人や家族の存在ありきのひとりである。
寂しくなったらなんだかんだ電話できる友達がいるし、呼び出して一緒にぐでぐでに酔っ払ってくれる人もいるし、
ありがたいことにこれまで生きている中で本当に独りなことはない。つくづく私は恵まれていると思う。
でもこれはいつまでも続くわけではないのはわかっている。
歳を重ねた先にまた新しい出会いもあるのかもしれないけれど、とりあえず孤独死しないようにだけは頑張っとこうと思っている。制度的なとことか。
ネガティブすぎるか。まあ大事だからね。
あとね、そこでいつも酔いつぶれてる人、あなたはめちゃめちゃ愛されてると思うから悲しみに浸り過ぎないでね。
まあ言えないし言わないけどね。
らしくもなくたって、いいんじゃない
はじめから無理だと思って失恋ソングが刺さるのはどうにかしたい。
とりあえず携帯越しのやり取りから抜け出すために、なんとなくワンピースを買った。
典型すぎて笑える。
私普段こんなんじゃないからね。
いつも大学行くときでさえもバンTにカーゴパンツかジーパンだ。(推しを視覚的に推し付け他人の脳内に残し布教していくスタイル、ラザニアシャーペンのTシャツだけは毎回「なにこれ」と聞かれる🧚🏻♂️)
実験のときは白衣着てても試薬着くのが嫌だから大体高校生の時着てた部活Tシャツ着てるし。
最近練習も兼ねてメイクも学校にしていくようになった。(私は都会の湿気を舐めていた…崩れないメイクを研究中だ)
もともと人にメイクできるくらいメイクやコスメが好きであり、気合を入れると大分顔が変わる。
そして人間というのは実に面白く、メイクしているときとしてないときとで私への態度が明らかに変わる。おそらく無自覚だろうけど全然声のトーンが違う。自意識過剰なわけでなくまじでそう。(私ってメイク上手いんだなあ!!!((自画自賛)))
もちろん普段からメイクすればいいのに…というロボのささやきも聞こえるが、コンタミが怖いのだ。
これは私の気持ちの問題であるが、なんとなく化粧品のラメとか粉が舞い実験対象に入りそうで怖い。(クリーンベンチという箱の中でやるから結局関係ないけど)
そのため無菌操作がないときにメイクをしている。
ひとりで生きていけるなんて言っておきながら、今年の花火は、誰とは言わないけど、誰かと見たいだなんて、
言えないけど、思っているだけでもいいかしら。
うん、ともかく先に約束をつくる方を頑張ろう。
入道雲が食べたかった頃は
私の机は普段部屋の隅に追いやられている。
なにもないスペースをつくるためである。
これは私が大暴れしながらベースを弾くスペースであり、筋トレするためのスペースであり、床でごろごろするためのスペースである。
最近は研究室に就活に忙しくて帰ってきたらこのスペースでぶっ倒れてトドの様に雑魚寝する日々が続いている。
今まで人生の中で一番幸せだった記憶は小学生の夏休み、祖母の家の畳の上でごろごろしながら入道雲を仰いでいたあの瞬間な気がする。
オンライン会社説明会が終わってうわーっと猫のように伸びて寝転ぶと青空があって、もうあの曲が似合う季節になったんだなあとふと思った。
そういえば小さいころはずっと入道雲はでかいアイスクリームだと思っていたから、雨が降ってきたら口を開いて上を向いていた。
理科の授業で空気中の塵が結露したものであることを学んだが、別に知らなくてもよかったかもしれない。(この奇行はやめてよかったけど)
もうすぐ学生最後の夏休みなのだという焦燥感に駆られつつ、結局ほぼ研究室とバイトで終わっていくんだろうと憂いながらひとり家に帰り
あまりにも青い空を見てガリガリくんに手を伸ばすのであった。
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