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ろくでもない日々

どんな気持ちも逃さないように書き溜めている。
最近色々なことが同時進行で起きて何もかもが忙しい。そんな中で思ったことを忘れることがもったいなく感じて、とにかく気付いたら書き留めてメモ帳が膨らんでいっている。






早く安心したい

それにしてもうまくいかない、就活。
原因はモチベーションのなさなのはわかっている。受験のときのように「ここに行きたい!」というのがなく、今のところ志望理由が「お金を稼いで生活するため」以外にないのだ。
ライブ行きたいとかおいしいもの食べたいとか、もちろん「幸せになりたい」が永遠のテーマだがそんなこと人事に語ってもしょうがないし。やはり25を過ぎたら死ぬしかないのか。そのほうが幸せ?わからん。
とりあえず勉強した分野を生かせる業界に絞って「こんな勉強しできたのでこれが生かせる仕事に就きたい」みたいな文章を書き、笑顔を貼り付けて「良い学生」をまだ演じている。先に社会人になった友人には「そんなもんだよ」と言われた。そんなもんなのか。

仕事に夢を持てたら幸せだろうな。まあそれはそれで苦しいのかな。
逆に仕事に希望を持たないほうが割り切れて楽なのかもな。
あの会社説明会をしている大人の方々がどのくらい本気で「この会社は、この仕事は良い」と言っているのだろうか。
楽しそうに見えるようにしてるけど、大変だったこと、やめたくなった経験の方が聞きたい。そんでもってなぜ踏ん張れたのか、続けているのかを聞きたい。逆質問で聞いてみようかな、印象悪いかなあ…

仕事に対しての楽しさややりがいが全部嘘に見える。やったこともないくせに。
自己分析すればするほど仕事できる気がしなくなってくる。(自己分析してたら全然違うところに楽しみを見つけたりはしたが、それを仕事に繋げるとかはできてないな)
新卒に求めてるフレッシュさや熱意が見えないから落とされてる気がする。たぶん面接のとき目が死んでる。
おそらく世間に対しても大学に対しても自分に対してもなんのためらいもなく希望を持ちすぎていたのかもしれない。もちろん良いことがないわけじゃないけど、今までがあまりにも恵まれていたのだろうな。

でもとにかく安心したくってなんでも良いから嘘でもいいから早く次の進路を決めたい自分がいる。
焦って決めた進路が果たして自分にとって良い選択であるのか微妙だと思うが、なんだかんだ就いてみないとわからないのも本当。

早期化を騒がれていた分早くから就活をやっていたのに未だに内定はない。というか進んでも違うかもと思って何個か辞退した(後悔してないわけではないが、早期選考で決めるの急かされるのどうなんかな、それだったら早期化しない方がお互い焦りがなくて良くないか…)
一時期考えすぎで寝れなくなり、変な時間に寝落ちて説明会を何回かぶっちした。馬鹿すぎる。
本当に考えすぎは良くない。
あとひとり好きでもひとりで居すぎるのも良くなかった。どんなに夜ふかししても気の許せる友達とくっちゃべった後の方がなんだかんだ起きれる。

最近はお祈りメールが届くとその会社に対し「見る目あるな」と思って逆に信頼感が増している。お祈りメールを見てその企業の商品が食べたくなり買いに行って食べた。おいしい。


変な肩の力が抜けてきて最近は割り切ってできているのでこのままの調子でやっていきたい。
たぶん演技力は社会人になってからの大事な能力で、この斜に構えた捉え方も意外とこれからを助けてくれるかもしれない。

まあとりあえず焦っても本当に良いことない。
落ち着いてる方がいいし、誰だって落ち着いてる人を雇いたいだろう。私自身も落ち着きたい。
まだ合っている会社を見れてないのかもしれないし。(あんなに早くから色々見てたのになって感じだが)

人事の人に見られたらまずいかなあ…
まあでもこれが私だし、逆にこのだめだめなところから何が足りないのか自分なりに立て直してる最中だからとにかくマイペースにやろう。
世間は急かすかもしれないけど今は色々な働き方があるから。贅沢はできないけど。
悩んで悩んで空回った先にも居場所はあったりするから、まあ、気楽に。



地面に咲いてる

中学3年生のとき、いつも一緒に帰る友達と学校から家までひとつの石を蹴り続けるという遊びをしていた。これは意外と難しく、家まで届けられる石は少なかった。そのため、家まで無事たどり着いた石を「賢者の石」(笑)と名付け、家の1箇所に集めていた。

当時平昌五輪の真っ只中で、我々はカーリングにハマり、石を蹴りながら「ヤーアップ!」だとか「良い位置に来ました!!」だとか「ちょっとこれはもぐもぐタイムしといたほうが良いですね〜」とか「そだね~」といちいち解説を真似しながら石蹴りをしていた。

友達はいちいち「そだね~」で笑い苦しんでいて、笑いのツボが謎すぎて面白かった。

こんなしょうもないことをしていたのが未だに面白いということは、人間が面白いと感じるものは根本的には変わらないのだろう。
現在、自分の所属している研究室は私以外男子なのだが、いつも小学生並の下ネタではしゃいでいる。最近は呆れてツッコむ体力もない。
でも、今石蹴りやっても死ぬ程笑えるだろう私もあんまり変わらんな。しょうもな。

最近思うのはこういうしょうもないことをしてなかったこと。やらなくていけないことに追われて、縛られなくてもいいことに縛られて、当たり前のことがいきなりできなくなった期間があった。

鬱々とし過ぎないよう、とにかく回復するための春休みを過ごした。色々な人と会わない選択をした。本当に会いたい人にだけ会った。やりたくないことはできる限り避け、やらなくてはならないことは最低限やり、見たいものをできる限り見て、行きたいところにできる限り行った。しょうもないだろうと思ってやれなかったやりたかったこともやれるだけやった。

そんな冬を越えあの歌の季節をなんとか迎えることができた。
まだ前を向くのは億劫だが、うつむいてないと見えないものがたくさんあった。だからまだしばらくはまた石ころでも蹴って帰ろうかな。


覚めないでいてね

なんか会えなければ会えないほど好きになってる気がする。だから最近のメモも下書きもプレイリストも大分浮かれトンチキだ。愉快。
dmの返信のタイミングはバラバラだけど向こうも絶対会話を切らそうとしないからなんとなくだらだらと続いている。
くだらないけど多分私にしかしない話。いやに素直に色々言いあっている。まだ知り合ってからそんな経ってないのに。思わせぶられてるのか。まあ別に嫌じゃないからいいや。
なんでこんな事になっているのか説明し難い関係性。1ヶ月前まではどこの誰かも知らないし、誰かから紹介されたわけでもなくマッチングアプリでもなくSNS上でもなく、なんか偶然現れた。
なんか人間として好き。そのままで居てほしいから私のこと別に好きになってほしくないし嫌いになってほしくもない。とにかく今は彼の馬鹿な話が聞けていたら楽しい。でも願わくばずっと話を聞けたらなんて言えない。うん、やっぱり離れてるから好きでいられるものかもしれないし。

メッセージが連続しないのは生活リズムがお互いの都合で違うから。私のおはようと彼のおやすみが重なって、いつも朝起きた時に通知をなぞるのも楽しみになってる。一緒に夜ふかししたくなる日もあるけどすれ違っててもいいかとか思っている。あ、ホストじゃないよ笑

唯一の連絡手段のSNSでしか繋がりがないからいつ切れてもおかしくないし、たぶん切れても切っても私は全然大丈夫なんだろうなと思う。残酷だけど。
でもささやかな彩りをくれている。少なくともしょうもないことを何も考えずにやれるようになったのは彼のおかげだ。
慣れてしまったら色褪せてしまうのかな。また会えるのかな、会いたいな。向こうも同じ気持ちだったら、いいな。


寝言は寝てから

大体毎週水曜と土曜に私の部屋で飲んでいる彼女は今日も「就職したいいい!恋人欲しいい!安心したいいい!」とひとしきり溜め込んだ魂を放出してからそのまま寝潰れている。

気になっている後輩のことを「推し」じゃなくて「好き」になれたらいいのにと嘆く。正直もう好きなんじゃない?と思うが、「頼れない」と言っていた。それは確かにそうかもね。
「私はたぶん誰かに頼って安心したいんだよね…わがままかな…」
あーわかるな。頼れる存在がいるだけで精神安定するよね。
でもそれその後輩君言われたら悶絶もんだよ。可愛すぎる。後輩君だって頼られるのってうれしいと思うよって言っても強がってあなたは言わないよね。そういう素直じゃないところも好きだけどね。ていうか私、あなたに今頼られてる気になっててうれしいからね。

酒を飲まないと本音を言えないなんてクソだと言われても、酒を言い訳にできないと言いたいことがなかなか言えないような不器用なやつの方が愛おしく感じる。仲間。


許せ!

基本的に後悔ばかりの日々を送っている。まあみんな同じか。大体のことはうまくいかないし、自分がやってきたことに自信を持てなかった。自分が許せなかった。未だに許せないことの方が多い。

ひねくれるきっかけになったであろう記憶がある。確実に今まで積み上げたものや自分自身を蔑ろにされ捻じ曲げられた歪んだ記憶。
そこで貼られたレッテルを剥がせずにいる。剥がそうとすればするほど傷口が裂けて広がって血が溢れてしまう。あの日かかった呪いが解けない。
でも、あのとき摘まれた自信のせいで潰れてたまるかと思ってなんとか続けてきた。
無気力になっても、とりあえず次のライブまでは生きるか、とりあえず次に君に会えるまでは生きるか、とりあえずあのコンビニの肉まんを食べるまでは生きるかってちょっとずつ小さいものを繋げて今は宙ぶらりんに楽しんでいる。でもなんかそんなもんかも。

それでも最近は結構前を向けるようになってきた。それは、私を好きでいてくれる人の存在が大きい。自分が自分を否定し続けていたら、信じてくれていた人達に失礼だと気付いた。

だから、たぶんもうとっくに満たされている。平気だ。ありがたい。

大学生活が終わったら、もうこんなふうにだらだらすることはないだろうなと思えば思うほど今を抱きしめていたい。でもこのだらだらを抜け出したい気持ちもあって、この酒女に甘えてばかりでは、甘やかしてばかりではきっとお互いに成長できないんだろうなと思う。

とりあえずそこで寝てる彼女はまず禁酒したほうがいい。たぶん聞かないけど笑
私もつられての夜更かしを減らしたいな。

目標:健康


文章とか会話に好きな歌詞を多用するタイプのオタクになりつつある。というかそういう言葉の育て方もあるんだね。会話だと意外とバレない。

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