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復職日記49

歯がつるつるになった今日、仕事の準備万端であとは玄関から外に出るだけ、になったのに、そこから全く動けず、お休みした。


とうとうきたかあ、と、思った。


年末に愛知県のおばあちゃんへ会いにゆく旅、そして年明けコロナ3人罹患で人員不足の中、猛烈なフルスロットルで駆け抜けた1週間、からの、昨日の休日にいつものメンタルクリニックと歯医者のはしご。


その合間、ずーっとなんだか「元気」だった。
これは危ないなあ、ブレーキかけないとなあ、いつかガクンと来ちゃうぞ、と思っていたら、案の定。
今朝、全く動けなくなった。


仕方なく職場に電話を入れる。
コロナから何人か復活しているのもわかっていたから、多分、気が抜けたんだと思う。


でも、元気だったときに、良かったこともあった。


久しぶりに、同居人氏1、2と、川の字で寝転がって一緒にテレビを観れたこと。


ずーっと調子がいまいちで、テレビを観ると疲れてしまって、もっぱら2人がテレビを観て笑っている声を自分の部屋で聞いている感じだったのだけれど、元気だった昨日までのあいだ、何回か、3人で川の字になってテレビを観ることができた。


昔はよくやっていたこと。
調子悪くなってから、できなかったこと。
3人で観ると、テレビって楽しいもんだなあと、思った。


今朝、仕事の支度を全て脱ぎ捨てて、布団に戻ったわたしをみて、同居人氏2は、よしよし、と頭を撫でてくれた。

同居人氏1は、今日はゆっくりしなはれ、と、細々とした家事をさっさか片付けてくれた。


在宅勤務の同居人氏1は、なんと、お昼ごはんにお野菜たっぷりパスタも作ってくれた。


こころがつらい時には、お野菜たっぷり摂ったほうがいいからね!


とのこと。泣きそうになりながら全部食べた。



夕飯は、同居人氏2がおいしいお土産を買ってきてくれた。3人が好きなからあげと、有名なお店のカステラ。
それを3人でパクパク食べた。


わたしは早々にまた布団にもぐり、このnoteを書いている。
2人は熱い株談義。同居人氏1のアドバイスを同居人氏2はことごとくスルーする。同居人氏2の考えを、同居人氏1もことごとくスルーする。でも会話が成り立つ不思議。


かと思いきや、飼っているトカゲちゃんたちの寝かしつけ(ケージの電気を消して、タオルケットで包んであげる作業)を、どちらがやるかで揉めている。爬虫類を溺愛している同居人氏1にとって、この作業は、1日の最大のお楽しみらしい。
それを邪魔する同居人氏2。最初はうわぁ、とか言っていたのに、いまや同居人氏2もトカゲちゃんたちのトリコだ。


2人で争ったのちに、トカゲちゃんたちはそれぞれ眠りについた。


これから2人は、ディズニープラスで配信中の、新作ドラマを観るらしい。
このドラマはホラーなので、わたしは、パス。
早く観ようよ、と、同居人氏1が同居人氏2を急かしている。



2人は、わたしがぐったりしていても、なんも言わない。
今日昼寝したとき、わたしは実家にいて、お母さんに呆れられている、という状況だった。
でも夢の中で思ったのだ。

あれ、これ、ちがう。
今のわたしは、ここにいない。
ここじゃない。
今のわたしの居場所は、ここじゃない。


そのときに、同居人氏1と同居人氏2の顔が浮かんで、目が覚めた。



目が覚めたらいつものお気に入りのソファのうえで、お気に入りの布団の中だった。
わたしは心底、ほっとした。


明日はもともとシフトで休み。
今日より少し動けるようになるといいな。
2人が居てくれてよかった。

わたしの居場所は、ここに、あります。

投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい