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休職日記48

今日は1週間に1回の、通院日。
病院の時間は10時からだったのだけれど、その前に洗濯物をするぞ、とかたく決意して昨日眠ったので、今朝は6時半に目が覚めた。


目が覚めると、すでにダイニングには同居人氏1の姿が。
ほんとうに春になったら、目覚めるのが早くなった同居人氏1。
わが家のトカゲちゃんたちとそっくりである。


最近仕事が忙しいらしくて、始業は9時からなのに、もう7時半くらいから仕事をしている同居人氏1。仕事の合間に、愛するトカゲちゃんを愛でるのが、とっても癒しになるようだ。


今朝はまず、何はなくとも洗濯機をまわした。
わが家の洗濯機はだいたい30分くらいで終わるので、その間に、ぼんやりとする。


ぼんやりしていると、同居人氏2が起きてきて、やっぱり今日も朝から元気いっぱいである。



冷凍パスタ食べちゃおっかな〜
でも朝だからさすがにあれかな〜


とか言って、冷凍庫をがさごそしていたので、


好きなものを食べなはれよ。


と声をかけると、


そうだよねえ。好きなもの食べるほうが、いいよねえ〜


と言いながら、パスタをチンしていた。


同居人氏2がパスタを食べ終わったくらいに、ちょうど洗濯機も終わって、おわりましたよ、の合図がピーピーなる。


わたしは、はいはいわかりましたよ、とこころの中で洗濯機に返事をしながら、洗濯物を次々と干した。


大人3人だから、大した量じゃないのだけれど、気を抜くとすぐにこんもり溜まってしまう洗濯物。
最近は晴れ続きで、とても助かる。


洗濯物を干した流れで、食器を洗う。
このルーティンがスムーズに行えると、自分でも、嬉しい。

今日はトカゲちゃんたちのお世話も、ここに加えた。
昨日の食べカスが残っているエサ皿と、水飲みの器を、きれいにしてあげる。



それらすべてを終えて、すっきりした気持ちで時計をみると、まだ8時半だった。
早起きは三文の徳、というのはほんとうだなあ、と思った。


7時半から仕事をしている同居人氏1、すでに部屋から呻き声が聞こえる。
いま抱えている仕事が、どうにもうまく進まないらしい。
部屋越しに、わたしに対してとんでくる、



これってどう思う〜?
なんか変じゃない?


という質問に、四苦八苦しながら、答える。
わたしの答えで合っているのかは、果たして、知らない。知らないけれど、同居人氏1の気がすめば良いと思っているので、こうして受け答えしている。



そんなこんなで9時半になって、病院に出発。
同居人氏2は、今日はおうちで仕事をすることにした、と言っていたけれど、


おうちだと寝ちゃうからさ〜


と言いながら、わたしの通院と合わせて、外に出てきた。
たしかに、おうちではあなたはよく寝ている、と、こころの中で思う。


病院は一駅先の場所にあるのだけれど、そこまで一緒についてきてくれた。
最近は、電車が怖くて、タクシーで行っていたから、ついてきてくれて、とても助かった。


わたしは病院へ、同居人氏2はファミレスへと散り散りになり、診察を受けた。


先生は、いつもよく話を聞いてくれる。
今日もたくさん話を聞いてくだすったので、診察室を出る頃には、待合室は満杯だった。



いつも、不思議に思う。
こんなに、こころに何某かを抱えている人がいるんだなあ、でもそれは普段の生活では、目に見えないことなのだよなあ、と、思う。


診察を終えて、同居人氏2と再合流。
最寄駅まで戻ってきて、いま、コメダ珈琲にいる。


そのままファミレスで仕事してたら?

と言ったのだけれど、


ひとつのところに長居すると、なんか、迷惑じゃん?


とのこと。
同居人氏2は、結構繊細なこころの持ち主だ。



いま、目の前で一生懸命、仕事をしている同居人氏2。
おうちでは、同居人氏1が同じように一生懸命仕事をしていることだろう。



わたしは、帰ったら、何をしようかな。
掃除機をかけてもいいかな。
なにか、おうちを快適にすることを、できたらいいなあと、思う。

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