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休職日記3

今日は朝から保健所へ。
障害者手帳の更新が済んで、あたらしいものを引き取りに向かった。

お休みだった同居人2が、一緒にいく、というので、2人連れ立ってお外へ。
同居人1はおうちでリモートワーク。毎日ほんとうに頭が下がる。

お外へ出た瞬間、日差しの強いこと強いこと!
じりじり、じりじり、と首やら顔やら腕やらが灼けていくのを感じながら、保健所へ向かう。

もともと同居人氏2はあまりしゃべらないタイプなのだけれど、暑さも相まって、無言にさらに拍車がかかる。
2人とも、灼熱の日差しの中、ほぼほぼ無言で歩き続けた。

ほどなくして保健所に着くと、なぜか多数の人が外で待っている。お話ししている言葉が、外国語のそれで、この暑い中みんなで何か手続きに来たのだな、と察する。

同居人氏2が、保健所大盛況だね、と言うので、保健所大盛況は、パチンコ屋じゃないんだからなんか違うのでは、と思いつつ、暑さのために適当に受け流す。

窓口に行き、無事に新しい障害者手帳を受け取った。ものの3分で終了して、拍子抜けする。
待合のイスに座っていた同居人氏2に駆け寄り、声をかけて、今しがた受け取ったばかりの手帳を見せびらかす。
障害者手帳には顔写真がついているのだけれど、その写真がめちゃくちゃやばかった。


ねえ、この写真ヤバじゃない?


と、ハードルを上げつつ手帳を見せびらかすも、上がったハードルを軽々と超えてヤバの写真だったので、同居人氏2は、おおっ、と声を漏らした。

手帳の写真と目の前のわたしをしみじみ見比べながら、ほんとにちょっと元気になったんだね、この手帳の写真はヤバいよ、顔のすべてが落ち窪んでいる、と評していた。

今は顔のすべてが落ち窪んではいないようなので、それならよかったと安心する。


帰り道も灼熱の中をほぼ無言で歩いて、帰宅。なけなしの力を振り絞って寄ったスタバで購入したアイスカフェラテ(スターバックスラテというやつ、名前がかっこいい)を、2人してがぶ飲みする。

もったいない、より、冷たいものをくれ!という体の欲求には敵わなかった。


わたしは暑いとすぐに顔がゆでダコのように真っ赤になってしまうタイプで、人様に「大丈夫?」と心配されるほど赤くなるのだけれど、本人はいたって平気、という体をしている。
梅雨の雨のなか外を歩くより、ゆでダコになっても、汗をかきながら外を歩くほうが何倍も好きだな、と、涼しい部屋の中で思った。

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