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統一性がない心

上京して早3ヶ月、大まかな1日の流れをなんとなく理解してきた。毎日起きて準備をし、大学へ行くため電車に乗る。講義を受けてサークル活動(軽音)をして帰宅。バイトはまだしていなく、色んなバイトを応募したが、東京というのは嘘ばっかりだ。

週2から入れるよと書いてあるのに実際話してみたら週5入れる人しか無理と言われたり、まず返信がこない時もある。

僕はほとんどの友達に社不と呼ばれている。その自覚はあり、社会適性検査(社会にどのぐらい適応できるのかを測定する検査)を大学で受けた。

結果は全て1番下のD判定。五角形のグラフで診断結果がわかるのだが、1番小さい綺麗な五角形ができていた。

毎日繰り返される同じ景色に正直嫌気がさしてきた。嫌気というよりも、心が不安定になる感覚がある。ドロドロと溶けそうで、溶けた液体が他の不安に混ざり合う。その不安も溶け、また別の不安に混ざり合う。

日常的に聴いている音楽さえも、この不可思議な心の憂鬱感には勝てない。自分の心を文章で表すのはとても難しい。いつか自分の気持ちを文章に正確に綴れるようになりたい。

基本私は自己肯定感というものは1ミリもなく、全ての考えが最終的にマイナスな位置につく。かといってこの考えを変えようとは思っていなく、「自己肯定感が低いのは当たり前」と割り切っている。

統一性のない(調和がとれていない)心はこの先どのようにして共存していくのか。毎日忙しない日常を送っている中で、規律性が乱れていくことがあるのか。

様々な不安を抱えながらも、必死に生きている人類というものは、遠目から観れば喜劇の一つに過ぎないのだろう。



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