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友達東京旅行物語
誰がゴールデンウィークの土曜にディズニーなんて行きたいのか。僕は行きたくないね。しかし地元の友達がこっちに遊びに来るのだ。仕方のないことだが、憂鬱すぎる。
うちの大学には祝日なんて概念は無く、基本学校だ。ゴールデンウィークもそうだ。去年は学校があったらしいが、今年は5日ぐらい休みがあるという。いい年に入ったんだなと思うと同時に、来年はゴールデンウィークなんて無いのかという倦怠感に襲われた。
そんな中、地元から友達が遊びに来る。正直せっかくのゴールデンウィークなので来てほしくは無かったとまでは言わないが、土曜日のディズニーだけは勘弁してほしかった。これも何かの思い出だろうと腹を括り、金曜に東京駅まで迎えにいった。
言うて会うのは2ヶ月ぶりぐらいなので、友達も別に変わっていなく普通の再会だった。僕は最初に浅草に連れて行った。
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300円
私は毎回神社やお寺に行った際、必ず御神籤を引いている。今年の運は最悪で、10回ぐらい引いているが小吉以上はまだ出ていない。御神籤を何回も引くことで運勢を捻じ曲げようとしているのだが、本当に何も変わっていない。
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次は秋葉原に連れて行った。友達は写真ばかり撮っていた。僕は最近どハマりしているダーツに連れて行った。サンリオとのコラボダーツが発売されていて、それを使った瞬間成績がガタ落ちた。でも可愛いからok(このマインドで毎日生きていたい)
友達は初めてやるらしく、豪快に野球ボールを投げるかのように振りかぶる。しかしそれがbull(ダーツボードの中心)に入るのだ。ふざけるな、この1ヶ月で7000円超を余裕でダーツに使っている私からしたらしばきたい。そのあとに僕と同じく地元から上京してきた友達が合流し、ダーツを心ゆくまで楽しんだ。
帰りに天下一品に行きラーメンを啜る。スープが濃厚極まりすぎて、いつの日かテレビで観た大岩亭を思い出した。
ふと思い出した時に食べたい味だあれは、美味しかった。
朝食べるご飯をセブンで買い自宅へ、友達は私の部屋をたくさん撮っていた。ついでに僕のことも撮ろうとしていたが、私は写真が苦手だ。なので全力で顔を隠した。
地元から来てくれた友達は床で寝かした。(上京した友達と添い寝したらベットが埋まった)床で寝れるタイプらしい。(ありがたい)
当日の朝は早かった。始発の次の電車に乗るため4:30には起きて準備をした。朝が苦手な私は、顔面蒼白すぎて自分で笑ってしまった。(朝はすこぶる体調が悪く、固形物があまり食べられない)コンビニで買ったスムージを無理やり流し込み、最寄へと向かった。
舞浜駅に着いて徒歩でディズニーシーまでいった。足早に歩いている人々について行き、そのまま流れに身を任せると裏口的な場所に辿り着いた。そのままその列に同行しているとどうやらディズニーで働いている人の通路だったらしく、uターンを余儀なくされた。
無事にゲート前に到着。結構前列に並べたので早くきてよかったと思った。時間が経つにつれ並ぶ人も多くなり、気づいたらすんげえ人だかりになっていた。さすがゴールデンウィークの土曜のディズニーシーだ。完全に舐めていた。想定の5、6倍は優に超える人の数、めまいどころではなかった。私は人混みが結構苦手なので内心死んでいた。
9:30ぐらいにようやくオープン。早歩きで向かった先はセンターオブジアース。なんと待ち時間なしでそのままエレベーターへ。まじかよ神すぎるだろと思うと同時に、スムーズに乗り物に乗れると思っていなかったので心の準備が全くなかった。
いざライドオン。死ぬかと思ったわ。急にスピードを上げ発進する乗り物。終始僕は
「お母さぁあぁぁぁぁん」
と叫んでいた。同様にタワテラもお母さんと叫んだ。人がピンチになるとお母さんと叫ぶらしい。
友達が食べたがっていたスモークターギーレッグが売ってある場所に行き購入
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そのあとはソアリンに乗った。(金払って乗るチケット取ってた)すんげえのよこれが。ちゃんとその場所に合わせて匂いがくるのよ。びびった。なぜあんなにも人が並んでいるのか分からなかったが、これが並ぶ理由ね理解したすげぇや大好きソアリン。(虜になった)
その後も様々なアトラクションに乗り、気づいたらもう6時ぐらい。次の日には薔薇園が控えていたので正直帰りたかった。足が限界を突破していた。絶大な信頼をおいているニューバランスでディズニーに挑んだが、それでも足の疲れというものは訪れていた。
しかし友達は「パレード見るから無理絶対見るから絶対ねこれ約束ゆびきりげんまん・・」などとほざいていた。ディズニーのデメリットは後半になると足の疲れが凄まじく身体に影響を及ぼし、全てがどうでも良くなる事だ。本当にディズニーどころではなくなるので、ガチで疲れない見た目もいい感じの靴を紹介してください。
結局パレードを見た。号泣した。私が1番好きな映画はリメンバーミーだ。幼馴染(今はゴミみたいな性格になって誰からも嫌われている)と6年生の頃に観に行ってボロクソ泣いた映画だ。いろんなキャラの物語が出てきて、その中にリメンバーミーが出てきた。出てきた瞬間涙腺が崩壊した。私は超絶に涙脆い。パレードは素晴らしかった。足の疲れを忘れるぐらい素晴らしい光景。次は金を払って見ると心に決めた。
終わったと同時に流れ出す人の行列。地元からきた友達はお土産を買うと言い出した。正直置いていきたかった。足が限界を超え宇宙という素晴らしい景色の背景にどのような歴史があるのかを考え始めるところだった。(限界とかじゃなくて逝った)
無事に舞浜に着いたがSuicaに残高がなく、モバイルSuicaのチャージができる機械が一個もなく死んでいた。
なんとか無事にお家に辿り着けた。地元の友達ともう1人を見送って終了。幕が降りた(ようやく)
次の日は無事に薔薇園に行けた。
余談
翌月のクレカの支払いが凄まじいことになっていた。カードというものは恐ろしい。何も考えずに1000円をバンバンSuicaなどにチャージするとエグいことになる。塵も積もれば山となる。お金は目に見えるもの(現金)が良いことを知った人生だった。
大好きなお茶漬けやドライいちじく食べます!