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晩秋から年末へ

11月8日の20時頃だったですか、
都内の大繁華街駅前を歩いていると
駅前に人だかり。
みんな夜空を見上げてスマホをかざしている。

ああ、皆既月食。

ガードレールにつかまりながら見上げると
※病気以来、うかつに上を見上げると高確率で転ぶのでつかまる。

月が変な色になっていました。
皆既となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」になる。
そうか、赤銅色っていうんだ。
たぶんもう生涯使わない言葉だな。

見上げた月は、
なんでしょう、ガミラスのロングレンジ攻撃、遊星爆弾にボコられていた時の地球みたいな色になってました。

わかんない人はいいです。

ついでのように海王星食まであったそうですが未確認。
海王星食。ドラゴンボールで出てきそうな。

ここ1、2年、頂いては積みっぱなしだった本を少しずつこの年末に読んでいます。夏の終わりから散々悩まされていた左膝の痛みがようやく収まってきて、多少なりとも考え事する余裕が出てきたからでしょう。何せ痛みの度合いによっては、眠れなくてひどい日々もありましたもんで。
先週くらいまでは、とどめのように右膝から下が蜂窩織炎になりやがりまして。高熱、倦怠感、全身の痛みと悪寒で寝込んだり。踏んだり蹴ったりですが、私が過去からさんざん踏んだり蹴ったりした奴らの復讐かなんかですかね。あやまらねーし。
積読(つんどく)解消の中で、衝撃的な一冊に出会いました。
「恋に至る病」
・・・今思えば、なぜにこのタイトルの本をもらったのか。

でもこの作品、もうしょっぱなから怖くて怖くて。ゾツとする展開。
散々振り回された挙句に、それでもページを進めるのがやめられない。
歴代でも最速レベルで読み終えました。
これから読む人のために内容は書きませんが

これだけは言っておきます。

純粋な恋愛をわかった風で高をくくっていると。

背負い投げでぶん投げつけられます。で、背骨折れますよ。

そんな作品。魅力は詰まっている。奇をてらった文章表現はな紡ぎだされる場面たちがギリギリと読み続ける自分を削っていくような作品でした。

斜線堂有紀さんの作品はそんな魅力でひきつけられます。


そのあとは、これまた自宅から発掘した(分割大掃除始めているからですが)橘玲さんの「バカと無知」
一時期平積みがどこの書店でも見られたのはいつのことだったか。
当時は懐具合から本は書店で眺めているだけでしたが。

なぜ、ネット社会になった瞬間、人は人をよってたかって袋叩きにするのか。そのことを考えるのにとてもわかりやすい一冊。
現代の「職場」という空間で
私が一番受け入れられないのは「しくじったら切り捨てられるけど
それ以上に、優秀すぎて突出しても袋叩きになって排除される」あまりに低俗極まりない「公平」や「平等」がはびこっていることです。そんな国が光り輝く日を再び得られるわけがないのに。
そのことについても語られていました。
悲しく度し難い現代人について、これでもかと書かれています。
でも案外
「ではどうしたらよいのか」も暗に語られています。
きょとんとするくらいシンプルなことなんですが。


さらに続いて瞬読したのが(あんのかそんな言葉)
斜線堂有紀さんの「夏の終わりに君が死ねば完璧だったから」

これまたある意味で背筋が凍り付きます。
救いがあるのかないのか、気になる方はご一読を。


今更ですが言っておきます。蜂窩織炎は
もし罹ったら速攻で医者に行くべきです。あれは市販の薬では治りません。
素人には絶対対処できない。私は諸事情で医者にはいかずに何とかしましたが、「たまたま」大事にならなかっただけです。
ラジオの仕事をしていたころに初めて蜂窩織炎をやったときは、最初は風邪かと思いました。ただ、足の激痛で、足が腫れあがっているので気づけたんですよ。違う病気だって。下手するとズボンがはけないくらい痛み、冗談みたく腫れます。当時は倒れて病院送りになりました。基本的に点滴治療以外に治せません。

この病気は、免疫力がさがったときに、普段なら負けないような雑菌に負けて皮膚の下で炎症を起こすんですが、ストレスが原因の場合もあるらしく。
そういえばラジオの時は、週に10本の仕事抱えていて、11本目と12本目の新番組の打ち合わせの時でした。ストレスというか「こりゃもうだめだ」って諦めるような毎日でした。制作の仕事でこの数は拘束時間の長いディレクターやADであったことも考えれば無理に決まってたんですがね。
今回も原因がストレスだとすると。
まあ、「膝」ですな。左膝の激痛でまともに歩けないのに、そのストレスで右足発症って、ふざけんなって話ではありますが。

まあ、他にも今の自分の置かれた現状(まあ自分で入っていたんでしょうが)考えたらストレスだらけに決まっている。

とまあ、踏んだり蹴ったりの秋でした。

そういやPC壊れて大切なデータを全損したのも原因かもです。

あとエンジン全開で働けないのもそうですかね。

いずれにしても原因はそもそも自分。

でも
自分が悪い
申し訳ないって

考え続けるとその先は「鬱」しかないって、書物で読んだばかりでもあるので。大掃除と積読解消から始めています。できることをやりながら、他に方法無いなら落ち込んで寝込んでもしょうがないのですよ。

どんな年末が、そしてどんな新年が待ち構えているかわかりませんが。

必ず乗り越えますよ。

階段登るって決めたので。

迷惑かけ続けの日々ですけど、進むしかないのなら悩みません。
厚かましいな俺
時々そう思いますが
厚かましくなかったらとっくに折れてますもの。

ではまた頑張ります。

PS.菅井キャプテン最後の東京ドーム
「不協和音」は泣けたな。わかんない人がほとんどでしょうけど。

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