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値付けの難しさとおもしろさ

みなさんは、何かに値段をつける側になったことはありますか?これ、現代ではメルカリとかヤフオクとか個人間売買の仕組みがたくさんあるので、何かしら経験をしたことがあると思います。

では、その値段をつける時に、どうやって値段を決めましたか?

類似品があるからそれらの値段と見比べて、同じくらいの価格をつけてみた?

それとも、中古品の販売だから買った時の値段から何割か引いて、まぁこれくらいならいいかな...という値段にしてみた?

いずれにしても、何かしらの基準があって値段を決める、というパターンが多いのではないでしょうか。


基準がないものにどう値付けするか

それでは、もしもそうした基準がないものに値段をつけなきゃいけなくなったら、どうしますか?

例えば、僕が「今月のイチオシnoteクリエーター」の候補としてピックアップしているmsy.さんの場合。

オリジナルイラスト(複製版・額装なし)です。お値段、1000円とのこと。

これは、一体どれくらいが適正価格なんでしょう?

前提条件として、売る場所がどこなのか?という問題がありますね。

いわゆるフリマで売るのと、銀座のギャラリーで売るのでは当然ながら見え方が違うわけです。なんらかのお墨付きや、作者の知名度が高ければ価値が上がります。

今回のはデザインフェスタ(通称:デザフェス)という、クリエーターの集まるフリマのようなイベントでの販売とのこと。それを聞いて、なるほど値段の弱気の理由がわかりました。


今回は、実際のやり取りを含めて、クリエーターの創作物への値付けの方法論をお伝えします。いわゆる中古品ではなく、オリジナルの商品をいったいいくらで、どこで、誰に売るのか?を一緒に考えてみましょう。

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