「少しずつはじめます」は不利になるよ
たまに見かけるのだけれど、プロフィールで「これから少しずつ情報発信していきます」と書く人がいる。
謙虚さと同時に自信のなさを感じるから、これはやめたほうがいい。
謙遜というのは、そもそも既になにかを成し遂げて一定の評価を持っている人が、あえてステージから降りてくる時に使うものだ。
まだ何者でもなくステージにあがってすらいないと、降りる場所がないのに謙遜していたらさらに沈んでいくしかない。
何者でもなく何も持っていないのに、少しずつとか言っている場合ではない。何も無いなら何かを圧倒的に積み上げるしか道はないはずだ。
やると決めたら一気にやる
戦争でも人生でも、何かを始める時には初動が大事だ。初動をしくじると立て直すのには数倍の労力がかかる。
これはnoteでも同じで、少しずつのんびりやればいいと思っていると、少しずつフェードアウトして書けなくなる。
そもそも人間は怠惰で、基本的には楽をしてサボって生きるようにプログラミングされている。
義務教育の反復でそれなりに矯正されてはいるものの、油断すればすぐに忘れる。習慣化なんてそう簡単には身につけられない。
だからこそ、やると決めたら一気にやるのが一番効率がいい。
挫折しないコツは、すぐ再開すること
それじゃあ今日から毎日noteを書いてください。そう言われても、多くの人は3日から1週間くらいで挫折するだろう。
その場合の言い訳は以下の2つのパターンだ。
そんなに書くことがない
(観察力不足で日常を深掘りできていない)
書く時間がない
(書く筋力が足りずに言語化に時間かかりすぎ)
まず、ネタがない人は日常を適当に生きすぎだ。「ネタ作りにはコンテンツの畑を作ろう」でも書いたけれど、自分の畑が何で、何を育てているのかを意識しよう。
その上で、時事問題のような他のお店で売っているコンテンツを調理してもいい。要は物事を見る目をどう持つのかの話だ。
書く時間がない人は言語化に時間かけすぎだ。言語化の筋肉ができていないのに最初から1000文字は無茶だ。まずは300-500文字くらいから始めよう。
書いても読まれないとかスキがつかないとか贅沢を言うな。何者でもない段階のなんでもない文章に1でもスキがついたらありがたく思おう。
重要なことは、挫折してもいいからすぐに再開することだ。
毎日更新は休みがなくて最初はハードだけれど、歯磨きレベルで習慣化すれば言語化の筋力がどんどん鍛えられて、いずれ苦痛はなくなる。
さらに観察力がついて色々な物事を見る目が深まれば、相乗的に暮らしそのものをより深く楽しめるようになる。つまり、人生が楽しくなりやすくなる。
なので、まず始めるならnote毎日更新を掲げて3日...3週間...3ヶ月くらいまで頑張ってみてほしい。
自分だけじゃがんばれない人は集まって書くのもいいだろう。
実は吉祥寺のお店で隔週くらいで集まって平日午前中にnote書く日を作ろうかなと思ってる。Wi-Fi工事が7月後半なので、8月からやりますたぶん。
書き方は教えられないけれど、こうした方が読まれるかもよ?のアドバイスは言える。
あと、個人的には勝ちパターンにみんなが乗る必要はないと思っていて、その人が本当に書きたいことで誰かに喜ばれるのがみんな幸せなんじゃないのかな?
いずれにしても続ける人しか残らないし、進化の淘汰を生き残るのはいつだって変化して適応した種だった。続けながら適応し変わり続けることが最も安全な生存戦略だろう。
そんなわけで、思い立ったら吉日なので筆をとってみてほしい。きっと毎日書けなくてガッカリするだろうけど、うまくいかない小さな挫折と成功の繰り返しが人生の醍醐味なんだと最近は思う。
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