翻訳で食べていけるのか問題について
私は少し前から、中村保晴さんという方のぼくらが集う街「フリーランスタウン」というメンバーシップに参加しています。
フリーランス視点でのビジネスの考え方に関する記事が、翻訳者としても勉強になるものが多く、月額ワンコインの参加費はお得だと思うのでお勧めします。
特にこちらの「『あなたから買いたい』をつくる思考法。」という記事がお勧めなのですが、この冒頭部分で中村さんはこのようにおっしゃっています。
ここ最近、というか以前から翻訳者界隈では「翻訳で食べていけるのか」という話がたびたび持ち上がりますが、翻訳者にはフリーランスが多いという事情もあって、この疑問は結局「フリーランスで食べていけるのか問題」とほぼイコールではないかと思います。
翻訳者は訳文が商品ですから良い訳文を作ることが何よりもまず大切ですが、良い訳文を作れることと、仕事が途切れないフリーランス翻訳者であるかどうか、は必ずしもイコールとは限りません。「良い訳文を作れるスキル」と「仕事を途切れなく獲得するスキル」この2つのスキルは別のものだからです。
私が翻訳者でありながらマーケティングの話をよく発信しているのは、「良い仕事をするのがまず大事、しかしそれだけでは仕事獲得の担保とはならない」と、自分の経験上学んだからです。
フリーランスにとって、顧客を獲得するには何が必要なのか、こうしたnoteの記事を始めとして、自分に必要な情報には記事なり書籍なりにある程度投資して自分の考えを深めることも自分のビジネスの維持と発展には有効なのではないかと思います。
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