最初からリーダーするつもりではなかった話
こんにちは、バックオフィスメインでマネジメントをしてる在宅フリーランスです。
以前、選ぶつもりがなかったけれども、結果として在宅ワークをしている自分について、
記事を書かせていただきました。
その時の記事がこちら▼
これにも通じる話ですが、
今、私は各チームのマネジメントとしてお役目をいただいています。
ですが、実は、私自身はリーダーをするつもりが全くなかったんです。
今回はそんなごく一般の事務スタッフだった私が、
どうやってそのマネジメントのポジションにまで登っていったのか。
ちょっと語らせていただきたいなって思います。
作業を引き受けた当初
以前の記事でも語らせていただいた通り、
私が在宅ワークを始めたのは、ちょうど会社の契約が切れ、
前職の会社を辞めたことがきっかけです。
今のビジネスパートナーさんにお声掛けいただいたことで、
在宅事務を始めることになりました。
最初にいただいたお仕事は総務業務で、
給与締めと請求書の取りまとめが主なミッションでした。
ご縁をいただいた企業様はベンチャー企業様で、
給与経験者2名と事務未経験者を含む、少人数のチームで対応を実施。
私としては、今までやってきた総務というお仕事を継続できるというところで
非常に満足していたんですよね。
ぶち当たった壁はでかかった
作業の当たった時、ぶち当たった壁は3つです。
まず最初に出てきた課題は、作業量の多さ。
というのも、当初伺っていた作業量とは異なるほど、
やってもやっても終われないほど多い作業量でした。
さらに、ルールメイキングが整っていなかったことも課題でした。
今まで対応を実施していただいた方から引き継いだ時、
書類1つに対しても、整理整頓がされていない現場だったため。
必要な情報がどこに集約されており、どのような手順で何をするのか。
確固たるマニュアルもない状況でしたので、1からルールを作りながら作業をしていました。
また、私たちも業務委託の集団であるため、
それぞれ得意とする分野が異なり、稼働時間できる時間も異なりました。
そのため、マイペースに好きな時間でやるみたいな仕事の仕方だと、
膨大な作業量が終わらないわけです。
結果、納期ギリギリ、もしくは少し過ぎるくらいでないと達成できない状態でした。
このままじゃチームは崩壊するし、誰かが無理をしないと目的の達成ができない。
これではいけない!!ということで、ある時から自然と、私が指揮をとると決めました。
やったことその①:役割分担をする
そこで、最初に私は1日の作業の中で役割分担を行いました。
「今日はこういうふうに作業しましょう。
あなたはこれを、あなたはこれを、私はこれをします」
と、やるべきことを振り分けました。
後に業務分担においては、メンバーの得意な分野を活かすことに注力しました。
例えば、細かい作業が得意な人にはその作業を、
情報収集が得意な人には、そういった特性のある業務を任せるようにしました。
適材適所ですね。
やったことその②:作業の再現性の確立
その次に対応のフローを先方の企業さんと一緒に作り、
業務フローを洗い出し、再現性を作るためにマニュアルを作成しました。
自分でなくてもできる作業をとにかく増やすことで、
これにより、業務の生産性を向上させることができました。
その他にもチームを作るためにやった施策が多いのですが、
主には自分の役割を決め、対応するフローを見れば対応できるという作業の再現性を作る。
この2つができたことで、チームが加速できるようになりました。
やることをやっていたらいつの間にかリーダーになっていた
現在は蓄積されたマニュアルや確立された業務フローのおかげで、
メンバーは無理なく作業を進められるようになっています。
そして、なぜかいつしか「リーダー」と呼ばれちゃうことにもなったわけです。
もちろんそこに至るまでも紆余曲折ありまして、
「あーーーやめたいいいいいー!!!!(´;ω;`)」ってなったのも事実です。
ですが、私自身はリーダーとしての経験を通じて多くのことを学び、
今の働くスタイルになっていきました。
そんな苦難の末に身に着けた私のスキルがこちらです 笑
昨日はメンバーさんと定期のMTGの日だったのですが、
活かしてきたスキルや考え方を提供でき、お役に立つことができました。
「その考えはなかったです、ありがとうございます!」
と言葉をいただけるとやっぱり嬉しいです。
もがいてきて良かったなって思います。
もちろん、まだまだ勉強不足で、
さらに組織が大きくなった場合は、またやり方が少し異なると思います。
それでも壁を乗り越え、胸を張って価値提供ができるような人になりたいです。
ビジネスを心から楽しむ事業者様と一緒に、ビジネスを楽しむため。
これからも試行錯誤しながら、目的やビジョンを達成できる価値提供を続け、
クライアント様にさらに貢献できる方法を模索していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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